日本明慧
■印刷版   

伊向陽さんは山東省刑務所で拷問を受け、腕と太股を骨折

(明慧日本)法輪功学習者・伊向陽さんは2004年10月、警官に連行された。警官は受刑者に指示して鉄棒で伊さんを殴らせ、そして伊さんの口に人の糞と小便を塗った。伊さんは7、8日間の拷問を耐え切った後に、地区の検察院に上告書を書いて告訴したが、何の結果も返ってこなかった。2005年5月、伊向陽さんは不法に刑罰を下されて、山東省刑務所に拘禁された。山東省刑務所で、伊向陽さんは次々と移送されて、そのたびに警官や受刑者に拷問を受け、罵られた。そのうち、迫害はますますひどくなっていった。

 山東省刑務所の入監隊で、伊向陽さんは代わる代わる出てくる邪に悟った者による気が狂った洗脳を受けたうえ、暴力、罵られ尽くした。およそ7日目に肋骨を殴られて折れてしまった。

 7月、伊さんを「転向」させるため、連続7、8日間、毎日2、3時間しか寝させなかった。暴力を受け、罵られたうえ、警官の指示を受けた受刑者に毎日、顔にアルコールをかけられ、毎回1本かけられた。

 同年11月、受刑者の江学東ではじめとして、数人の新しい受刑者に指図して、再度伊向陽さんに対して迫害を行った。毎日暴力をふるい、罵り、毎回声を出さないように伊さんの口を塞いでいた。時には24時間連続で暴力を振るい、罵り、眠ることも許さなかった。

 2006年1月、迫害は引き続きエスカレートして、伊向陽さんは毎日受刑者に19時間しゃがむことを強制され、連続20数日間も続けられた。毎回いつも4、5人の受刑者が監視し、少しでも姿勢が崩れたら、暴力を受けた。

 2006年10月、刑務所の警官は伊さんを入監隊から小岡隊に移転させた。迫害はさらにエスカレートした。伊さんは毎日24時間、受刑者にしゃがむことを強制され、暴力をふるわれた。また、針で全身を刺されたりもした。このように約98時間連続で虐待され、伊向陽さんの顔と手以外、全身の皮膚はすべて黒色になった。左腕と太ももは殴打され、骨折した。伊さんは自分で立ち上がれなくなり、便所の時でさえ受刑者に支えられていった。しかし、このようになっても受刑者は暴力は止まることはなかった。

 迫害の中で、時に10人が同時に伊向陽さんに対して暴行を加え、足をねじったり、腕をねじったりし、体を押さえ、口を覆っていた。伊さんの腕は陳千宋という名前の受刑者がへし折った。

 迫害に参与したメンバー:斎暁光、張磊光、李偉

 2007年8月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/8/25/161477.html