日本明慧
■印刷版   

香港:脱党応援パレード、各界が中共の崩壊を期待(写真)

(明慧日本)香港脱党推進センターを始めとする民間団体は2007年8月26日、「天に替わって道を行ず、中共を解体せよ」をテーマとするパレードを開催した。パレードは中共関連組織を脱退した2500万人を応援するとともに、更に多くの人が脱退することによって中共を平和的に解体することを呼びかけた。パレードの前に行なった集会では、「脱党の動きに多くの人は励まされ、中共の解体がもうすぐやってくると」との趣旨の発言があった。香港脱党推進センターのスタッフも、香港の観光地で脱退を声明した中国大陸の人が増えていると証言した。

集会でスピーチをするゲスト

台湾の天国楽団を先頭とするパレード隊

中共を脱退した2500万人を応援するパレード隊

中共の法輪功に対する残酷な迫害を暴露する行進列

横断幕:迫害を行いながら、オリンピックを開催するのを許せない

子供も中共解体を呼びかける

親指を立てて、脱党パレードを応援するドライバー

真相に興味を示す通行人

パレードは大陸からの観光客に大きな衝撃を与えた

パレード終了後、各楽団は演目を披露した

 今回のパレードはYoumakerを通じて中継されているため、中国大陸の人もリアルタイムで実況を見ることができた。

 香港脱党推進センターのロ潔さんは集会で、「大紀元時報の社説『九評共産党』が発表されてから、脱党者が増え、現在毎日3、4万人が脱退を声明している。脱退者数が2500万人を突破した今、もっと多くの中国人民が目覚め、中共の解体はもうすぐやってくる。中国社会にかつてない変革が起こると考えられる」と述べた。

 脱党推進センターのボランティアで、長年観光地で活動している張紫紅さんの話によると、香港には現在、脱党推進センターが十数箇所があり、多くのボランティアは寒さにも暑さにも負けず、毎日中国からの観光客に『九評』を配布し、脱党を進めているという。ボランティアらの努力の甲斐があって、脱党者数は日に日に増えている。一日に5、60人が脱党するときもある。ボランティアの張さんは一日、150人を脱党させたことがあるという。ある脱党推進センターは半年で、5000人を脱党させたという。

 脱党者は中共の崩壊を心待ちしている

 脱党推進センターの張紫紅さんの話によると、ある中国人から千人の脱党者リストを渡されたことがあり、ボランティアの皆は大いに励まされたという。脱党者の中に幹部もいれば、宗教を信じる人もいる。ある大陸からのキリスト教徒は、二十数人の脱党者名簿をセンターに届けにきたとき、涙しながら、共産党から受けた残酷な迫害を話した。彼の話によると、多くの人は『九評』が素晴らしいと思っており、共産党をひどく恨んでいるが、どうすることもできない。皆中共が崩壊する日を心待ちしているという。

 香港で法輪功への迫害を発動した江沢民、李嵐清、羅幹を提訴した法輪功学習者・朱柯明さんは、中共政権の人々に対する迫害を非難し、できるだけ早く邪党と決裂するよう中国の人々に呼びかけた。朱さんはスピーチの中で「天が中共を滅ぼそうとしている今、いまだに法輪功を迫害している人が一日でも早く目覚め、迫害を止めるよう呼びかけたい。また、いまだに共産邪党を脱退していない全ての共産党員が一日でも早く真相を知り、脱党し、本当に自分に対して責任を負い、中共の埋葬品にならないよう、期待している」と述べた。

 香港支連会の司徒華主席はスピーチの中で、「2500万人が脱党したことはすでに、この8000万の中国人を殺害した邪党の崩壊を宣言した。今日の大陸の腐敗、政府と企業の癒着、法律の無視、道徳の低下、貧富の差、誰にも助けてもらえない貧困層、抗議事件の多発、環境に対する破壊など、これは中国数千年の歴史にかつてない情況だ。この状況下では、誰がまだ中共を支持するのか? 心の中で脱退した人はきっと2500万人よりも多いと思う」と脱党の動きを強く支持した。

 良識と平和な手段で、邪党の崩壊を加速させる

 初めて脱退を応援するパレードに参加した中国人権論壇の甄さんは、脱党の動きに強い期待を寄せた。「この2500万人が氏名を公表する必要はない。彼らは自分のために責任をもち、自分の良識のために責任を持っているから、このようにしたのだ。誰それに自分が脱党したことを教える必要はない。神さえ分かっていれば充分である。この邪悪の政権に追随してこれ以上迫害をしたくないという気持ちを神に知ってもらえばいい。この2500万人は偉大な人である」と述べた上で、平和的な手段で迫害を終わらせることは非常に素晴らしいことで、共産党を解体させるために、更に犠牲を払うことはあってはならず、人々の良識と平和的な手段で邪党を崩壊させることができると自信を見せた。

 法輪功迫害真相調査連盟のメンバーで議員の林詠然氏は、「今の大陸の人々は昔の人のように黙っていられない。彼らは政府機関に抗議に行っている。現在の共産党は非常に虚弱で少しの刺激にも耐えられない。2500万人の脱党は共産党の崩壊を加速させている」と述べた。

 人権聖火リレーを応援、迫害の早期終息を期待

 前山西省科学技術専家協会事務局長の賈甲さんは録音テープを通じて、脱退した人々に敬意を表し、特に軍人の脱退が大きな役割を果たしたと賞賛した。脱党の動きのほか、人権聖火リレーの活動も多くの人々を励ましたという。賈さんは、中共がオリンピックを利用して法輪功学習者とその他の人々に対する迫害を隠蔽し、政権の強化を図ったことを強く批判した。これは間違いなく、オリンピック精神に対する冒とくであり、決して許される行為ではないと述べた。脱党の動きと人権聖火リレーの活動が進むにつれ、中国人はきっと中共を解体させることができると、賈さんの強い確信を窺わせた。

 集会後、台湾の天国楽団が先頭を切って、長沙湾遊園地から天星埠頭までパレードが行われ、多くの通行人がパレードを目にし、脱党に支持する声を寄せた。同時に、中国大陸からの観光客に強い衝撃を与えたようである。

 ある香港市民は記者に対して、「私は六十を過ぎている。次の世代のために、共産党を無くすべきだ」と述べた。

 ある大陸からの観光客も記者に対して、「パレードから大きな衝撃を受けた。大陸で法輪功を誹謗中傷する宣伝しか見ていなかったので、それとまったく違うものを見て、考え方が変わった」と驚きを隠せない様子である。

 パレードは午後五時に天星埠頭に到着した。各楽団は三十分近く演奏し、全ての活動が終了した。

 2007年8月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/30/161781.html