山東省沂南県の祖培勇さん、不法に2年の懲役
(明慧日本) 山東省沂南県依モ郷隋家店村の法輪功学習者・祖培勇さんは、少し前に地元610弁公室の者に淄博王村強制労働教養所に強制連行され、2年間の不法な懲役に処された。
祖培勇さんは2007年7月22日、旧寨郷派出所の悪辣な警官・張勇、秦立奇などに強制連行された。その後、祖さんの家族、隣人および村幹部などが何度も蒙陰県610弁公室、拘置所に対して、祖さんの面会および解放を求めたが、すべて拒否された。
8月16日、家族は再び蒙陰県拘置所を訪ね、祖さんが無罪で釈放されるよう求めたが、所長および警官に罵られ、恐喝された上、事務室から追い出された。
8月21日、家族および村幹部は共に刑事警察大隊を訪ね、祖さんの解放を求めた。610弁公室隊長・張泳は、祖さんはすでに2年の刑に処され、ズ博王村強制労働教養所に連行されたと言った。家族は、何故通知しなかったのかと問い詰めたが、警官に追い出された。
家族は再び拘置所を訪ね、再三の詰問に対して、ある女性警官から、祖さんは8月19日に移送されたとの情報を得た。しかし、8月22日午前、地元派出所は強制労働教養所の通知はなかったことから、家族はすぐに蒙陰県拘置所へ祖さんの解放を求めたが、610弁公室からは家族に対して、王村強制労働教養所に問い合わせるようと言い逃れた。これに対して、家族は祖さんが法輪功を学んだことから健康になったとし、よい人になることは罪ではないと説明した。結局、610弁公室の者は大声で家族を追い出した。後に、祖さんはズ博王村強制労働教養所に連行されたと、村幹部が確認した。
一方、祖さんの家族が拘置所へ祖さんの解放を求めたときに、横暴な警官もいるが、真相が分かっている警官もいた。警官は「法輪功が素晴らしいとは知っている。皆さんがよい人であることも知っている。しかし、我々が言っても状況を左右することにはならない」と説明した。村幹部も「祖さん夫妻ともよい人だ。祖さんは迫害されてはならない」と嘆いた。
祖さん夫妻は1999年7月20日以降、5度にわたり不法に監禁され、4度も不法に家宅捜索された。悪党らに座禅用の座布団まで押収されて、家の中には殆ど何も残っていないという。今回、悪党らが家宅捜索をしたときに、祖さんの家の中から押収できそうなものはなかったから、「これでも生活をやっているのか」と捨て台詞を残した。
祖さん夫妻が8年間受け続けた迫害の詳細は、明慧ネット2007年7月31日に報道された「山東沂南県大法弟子祖培勇さん夫婦が受けた迫害」を参照してください。
2007年8月31日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/8/30/161791.html)
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