■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/09/10/mh112668.html 



黒龍省:七台河市の法輪功学習者の父子は迫害されている

(明慧日本)七台河市勃利県の法輪功学習者・卞靖さんは2007年4月17日、警察に不法に逮捕された。卞靖さんは国保副隊長の白玉剛、張啓華、張群生などの悪らつな警察に口汚く罵られ、殴ったり蹴ったりされ、電気ショックなどの拷問を受けた。そして当日夜、悪らつな警察らは有効な捜査文書を提示せずに、卞靖さんの自宅を強制的に捜査し、彼の父・卞宝利さんを不法に連行した。同時に法輪大法の書物や、カセットテープ、ビデオテープ及び父子の身分証明書を強制的に没収した。卞さん父子は拘留所で不法に拷問された後、労働教養所に送られた。

 4月25日午後、 元明派出所所長隋文東は、韓英春、史万新、白玉剛などの警官を連れ、他の法輪功学習者を捜査するという口実で、卞靖さんの祖母の家を不法に捜査し、卞靖さんの叔母の家のパソコン及び付属品を不法に没収した。さらに、4月30日夜、警官の史万新、白玉剛および警備員の従志国は、卑劣な詐欺手段を使って再び卞靖さんの祖母の家を捜査したが、家中をひっくり返しても何もなく、すごすごと立ち去った。

 卞宝利さん、卞靖さん父子は順番に不法に拷問され、2日間、日夜連続して眠らされなかった。拘留所の条件は極めて劣悪である。暗くて湿っぽく、毎日朝7時と午後2時に2度しか食事ができず、しかも毎回カビが生えた饅頭あるいは蒸しパン一つと、油のない野菜炒め(野菜を洗わずそのまま入れるため、泥や虫などが入っている)だけが与えられた。たった20歳の卞靖さんにとっては量が全然足りなかったうえ、こうした虐待によって下痢となった。精神的かつ肉体的な迫害により、現在、卞靖さんは法輪功を修煉したことによって治った持病(不整脈)と喘息が起きた。卞宝利さんは法輪功を修煉したことにより、かつて患った早期動脈硬化、脂肪肝、高血圧などといった数々の病気が一度に治った。法輪功は彼たちの家庭に上もない幸せと幸運をもたらしてくれた。しかし、現在労働教養所に監禁されている卞宝利さんは、すべての持病が再発し、右脳が痺れて、左足が利かなくなり、何十キロも痩せこけてしまった。頭だけが非常に大きく見えるが、人の形はなくなってしまった。こうした状況下で、卞宝利さん、卞靖さん父子は不法に一年半の労働教養を言い渡された。労働教養所は、極めて悪い健康状態で彼らを受け入れることを恐れ、七台河の悪らつな警官らは、事前にわざわざ綏化労働教養所を説得しに行った。6月28日朝、労働教養所は家族にも知らせないまま、卞宝利さん、卞靖さん父子をもう一人の学習者の初文泉さんとともに、秘密裏に綏化労教所に送った。

 卞宝利さん一家四人の中で、彼の妻一人だけが仕事を持っているが、会社は市県の政法委(「政治法律委員会」の略称)及び「610弁公室」の圧力下で、彼女を解雇するよう脅かし、卞宝利さんを「転向」させようとした。 

 卞さんの母親はすでに76歳になり、息子と孫が同時に不法に逮捕・拘束・労働共用を強いられていることに驚き、直ちに高血圧、冠動脈性心臓病、糖尿病、リューマチなどが一度に再発し、もう自力では外に出られなくなり、毎日薬を飲んで体を維持している。しかも息子と孫のことを心配して涙が止まらず、精神的に多大なショックを受けている。

 このほかに、勃利県ではまた何人かの学習者が迫害を受けている。2007年5月9日、法輪功学習者・初文泉さんは仕事が終わったばかりだったが、勃利県公安局副局長・高雲軍などの悪らつな警官に連行された。そして高雲軍は、初さんの家を捜査した時、初さんの娘のわずか1000元(約1万5千円)の生活費を強制的に略奪した。成績優秀な初さんの娘は、「610弁公室」の指示を受けている学校に、「煉功しない」という保証書を強制的に書かされた。

 それから、勃利県の法輪功学習者の孔令金さん(56歳男性)は、2005年12月20日に不法に2年間の労働教養を言い渡され、現在すでに迫害によって血圧が200以上に達し、視界がぼんやりしているにもかかわらず、綏化労教所は彼を釈放しない。

 勃利県の法輪功学習者・丁麗波さん(45)は、不法にハルピンの麻薬患者強制収容所に監禁され、迫害されすでに心臓病になった。幾度も命が危険に陥ったことがある。しかし、彼女の家族は邪悪な共産党の嘘に騙され、終始収容所へ面会に行かなかった。

 中国共産党が直ちに迫害を停止するように、直ちに無条件で監禁された法輪功学習者を解放するように国際社会に呼びかけ、全世界人々の関心・援助・救援を求める。

 注:法輪功学習者を連行・迫害している主要な責任者らの情報については、中国語のページを参照。

 2007年9月10日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/20/161209.html

明慧ネット:jp.minghui.org