■日本明慧 http://jp.minghui.org/2007/09/20/mh214262.html 



ハドソン研究所のマイケル J.ホロウィッチ主任の演説:21世紀に希望をもたらす果敢な法輪功学習者

(明慧日本) 世界の法輪功学習者が、2007年7月19日、ワシントン D.C.の国会議事堂前に集い、法輪功への迫害停止を呼びかけ、米国議員、非政府機関の指導者、人権擁護を訴える弁護士、迫害の犠牲者らが演説した。ハドソン研究所の「国境を越えた宗教の自由」プロジェクト、および民事司法改革プロジェクトの理事を務めるマイケル J.ホロウィッチ氏は下記のように演説した。

 多くの意味で、私は自己本位の理由でここに参加しています。私には6人の孫がいます。20世紀はひどい時代でした。孫たちの生きていく21世紀が、前世紀より自由で血なまぐさくない時代になるように貢献したいという、何よりも強い義務感にかられています。このため、今日、皆さんとここに一緒に参加することは何よりの名誉であり、皆さんのコミュニティーと連携することは大変な誇りと感じています。

 私見ではありますが、実際、中国大陸の法輪功学習者の勇気、世界の法輪功コミュニティーの活動ほど、21世紀に希望をもたらすものは、私の知る限り他にありません。皆さんの行動は、今後の21世紀の日々が前向きな歴史になることに貢献しています。なぜなら、21世紀の重大な課題、イスラム教徒のテロ問題を越える遥かに大切な課題は、中国が民主主義国家になるかどうかということだからです。もしそうなれば、21世紀は血なまぐさい戦争と対立の100年ではなく、共存と平和の世紀になることでしょう。

 法輪功学習者はどんな活動をしているのでしょうか? わずか一握りの学習者によって新唐人テレビ局が設立されました。中国人の三分の二が視聴する、検閲のない自由な報道です。さらに、中国政府がインターネットの監視・検閲のために数十億ドルをかけ4〜5万人の官僚を使って構築したファイアウォールを突き破るプログラムが、わずか一握りの法輪功学習者の卓越した努力によって生み出されました。そしてわずか一握りの学習者の手により、ファイアウォールを壊滅するシステムも作り出されたのです。

 先日、胡錦涛主席が重要な演説の中で「インターネットを浄化しなければ、社会主義国家の安定は危ぶまれる」と語りました。何のことを指しているのでしょうか? 現在1日に1億5百万人が訪れる法輪功コミュニティーのプログラムのことを意味しているのです。ここでは、法輪功学習者に限らず全ての人々が、自由主義社会と中国大陸の間で、自由なコミュニケーション、相互のコミュニケーションをはかることが可能です。実際、イランでは1千万人が法輪功のプログラムを訪れており、イランで迫害されている人々にとって、外界とつながる貴重な生命線となっています。

 学習者の手でこのようなフォーラムが生み出されました。だから中国政府はあなた方を迫害しているのです。間抜けだから迫害している訳ではなく、頭が切れるから迫害しているのです。あなた方の穏やかな修煉、勇気と自由、恐怖にも拷問にも屈しない態度が、中国の独裁主義を弱体化させていることを彼らは熟知しているのです。彼らはペンタゴンの武器や全ての者の努力と同じくらい、あなた方のあらゆる点を恐れているのです。

 私はあなた方と共にここにいられることを心より感謝しています。なぜなら、私の孫たち、そして私たち全ての子供や孫たちのために、中国に民主主義がもたらされるからです。そして、歴史が記される時、あなた方は著書の第一章を飾ることでしょう。皆さんに神の祝福がありますように! 法輪功学習者の方々、そしてその行為に心から感謝を捧げます。

 中国で拷問を受け殺害された法輪功学習者のような勇敢な人々に対して、私たち一人一人が内面にあるものを全て目覚めさせて、「この人たちは無駄に苦しんだ訳ではないんだよ。無駄に死んだわけではないんだよ」と語る義務があります。これらの人々が殺害されても、私たちの心中に生き続けるよう努力する義務があります。実際、迫害され殺害された学習者が生き続けることは、私の中に力をみなぎらせてくれます。そしてあなた方の中にも力をみなぎらせてくれていることを知っています。これらの人々の行為は生き続けます。そして私たちはその恩恵を受けているのです。

 私自身もあらゆる意味で精神的に法輪功のメンバーだと自負していることを皆さんの前で語れることは、この上ない特権と名誉です。私たち全て、そしてこれらの果敢な人々のためにも、私は持っているもの全てを投げ打って、迫害を終わらせ、自由をもたらします。こうすることで、21世紀の世界に自由と希望がもたらされると確信しています。

 ご清聴ありがとうございました。

 2007年9月20日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/15/160908.html

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