日本明慧
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正念で悪人を止め、危険状態から抜け出す


 文/中国葫芦島市大法弟子 静空

(明慧日本)ある時、わたしは自転車に乗り、遠くにある村へ真相資料を配り、両面テープで貼りに行きました。出発する前にまず正念を発しました。向こうに着いてから、村の中を歩きながら、両面テープで壁や電信柱に貼りました。

 そこで、薪を抱えて出てくるお婆さんに見られました。昼頃だったので、私はあまり気にせず、彼女をチラッと見てから、貼り続けました。とても狭い橋を渡って、向こうの村にも全部貼り終わってから、この村の唯一の出口であるその橋のところに戻りました。

 私は頭を上げると、橋の両側の袖に一人づつ立っているのを見ました。その二人は背が高く、恐ろしい顔をしていました。私が自転車に乗りながら通ろうとするのを見て、降りろと大声で言いました。さっきのおばあさんの密告で、私服がここで待ち構えているのかもしれないと思いました。急なことでしたが、私は慌てず、師父の説かれた正念で悪人を止めるという説法を思い出しました。そこで、驚かず慌てず、「止まれ」という強大な一念を発しました。

 そうしたら、その二人は杭のようにずっとそこに立っていました。私は自転車に乗りながら、すんなりと彼らの間を通りました。遠いところまで行って、振り返ってみたら、彼らはまだそこに立っていたのです。ずっと動かないようにしてはまずいと思って、「解除」という一念を発したら、彼らは体の向きを変えて、私を見たのです。

 このように、師父の慈悲なるお守りのおかげで、無事に戻りました。後で考えたのですが、普通の理屈から考えると、その時その二人は一歩先に進めれば、簡単に私を捕まえられたのです。だから、正念は本当に大事なのです。

 このことを通じて悟ったのですが、修煉者としては、師と法を確信し、しっかりと法を学んで、始めて真相資料を配るときに、強大な正念を持つことができ、邪悪が隙に乗じることを避けられるのです。勿論、この空間の安全も重視しなければならず、無理をしてはいけないし、油断もしてはいけません。

 2007年9月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/9/22/163025.html