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早く迫害を終わらせることに対する私の理解


 文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)邪悪による大法弟子に対する迫害はすでに8年も続いており、同修間もいかにしてこの迫害を終わらせるかについて交流しています。私も自分なりに考えていますが、自らが精進して一刻も早く我々の次元においての要求を満たしてこそ真に強い正念を発することができ、早く師父の要求を満たし、より多くの衆生を救い済度できると考えます。

 多くの学習者が、師父が修煉の時間を延長していることはそれらの学習者及び衆生を待つためだと理解しているようですが、それは一部だと思います。一方、大法弟子の大部分が中国本土におり、師父は私たちが早く成熟し、基準に達するように期待されていると思います。(もちろん、こうなさるには師父にほかの内包があり、私は現在ではわからないこともあります)。

 考えてみますと、もし私たちが皆真の無私無我で、正念正行で鋼鉄も溶かすような慈悲があれば、まだ彷徨っている同修を修煉に戻すことができるでしょう。もし私たちが自分を放下してお互いに協調でき、一体として役を果たせるならば、衆生済度に最大限の威力を発揮でき、救うべき衆生を救えるのでしょう。

 ある地区の協調人が数年前から修煉しなくなった同修を探して、一人一人を訪ねて、無私無我で彼らを最終的に大法を実証する道に戻すことができました。彼女はよく師父にこう願っていたそうです:師父! 私は代償を惜しまず、苦しみも恐れません。私の修煉状況がよくなくても、自分の最も良い面をほかの学習者に見せたいのです。どうか私に最大の能力をお与えになり、最もよい方法で同修を助けられるようにしてください。 誤って言われたり、指摘されたり、非難されるようなこともしばしばありましたが、彼女の同修を助ける自信と努力が衰えることはありませんでした。同修に会うたびに、彼女は完全に自分を放下したために、非常に良い効果を得ました。その結果、多くの同修が表に出ることができ、その地区の正法の情勢もすっかり好転しました。

 地区によってはすべての同修が協調しあうことができ、自分たちからグループを作り、真相チラシ・小冊子・ポスターなどの資料配布をコミュニティ毎に担当を決めて行ったため、地区全体は万篇なくカバーできるようになりました。彼らはまた連続して『九評』をポースティングし、一つの建物を配り終わったら、重複配布による無駄が出ないように記号をつけるようにしていました。自分たちの担当地区の配布が終わったら、また周辺の地区へ行って配り始めます。そのほか、マンツーマンで真相伝えもしており、現地は沢山の衆生が真相を知るようになり、自分たちに良い未来を選択することができました。

 言うまでもなく、こられの同修はよく三つのことをこなしていますが、それも彼らがその次元に達しており、真に自分を放下でき、大法の実証と衆生済度を最優先に考えているからです。このような正念の場では、この地区では邪悪による迫害が非常に稀になり、「邪悪も邪悪を為せず」の状態です。

 師父は『2004年復活祭ニューヨーク法会での説法』でこのように説いておられます:「終了の時間が長引けば長引くほど、未来の衆生を救うには・・・。このことは私にとって難しいことではありません。地獄に落ちてしまっても私はあなたを救うことができますが、する価値があるかどうか、また、していいかどうかが問題なのです」。

 したがって、より多くの衆生を救い済度するためには、私たちが一刻も早くこの迫害を終わらせなければいけないとの正念をもつべきですが、この正念の源は内に向かって修めること、自らを放下すること、そして早く正法時期の大法弟子が要求される基準に達することにあります。それができた後に初めて真の意味で邪悪による迫害を終わらせ、衆生が救い済度されることでしょう。

 上記は自分の次元に限られた見解であり、正しくないところは同修達の慈悲なるご指摘をいただければと思います。

 2007年9月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/7/23/159377.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/8/10/88470.html