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カナダ労働組合:法輪功についての指摘がなければ、カナダと中国間の人権に対する対話は不十分(写真)

(明慧日本)カナダ・ブリティッシュコロンビア州病院労働組合会長・Fred Muzin氏は2007年8月21日に、カナダのハーパー首相宛てに手紙を送付した。手紙には、「先日行われたAPECに参加し、中国共産党のリーダー・胡錦濤に対し直ちに法輪功に対する残酷な迫害を停止し、生きたまま学習者の臓器を摘出することや虐殺を停止すべきで、拘禁されたすべての法輪功学習者を直ちに釈放すべきである」と要求した。その中には、16人のカナダ住民の親族も含まれていた。

 「カナダ連合政府が中国の人権に関する問題に対して、正々堂々と直言した態度に私たちは非常に励まされました。しかし、実質的に公に法輪功への迫害反対を提示しなければ、カナダと中国間の人権対話は完璧ではないと思います」と手紙に書いてあった。

 手紙はコピーされて、同時に省労働組合行政部門、グローバル正義委員会、国会議員・Bill Blaikie氏、Wayne Marston氏、 Alexa McDonough氏、 Maxime Bernier氏、ブリティッシュコロンビア州総労働組合会長・Jim Sinclair氏、アムネスティ・インターナショナルなどに宛てて送付された。

2007年8月4日午後、Fred Muzin氏は中国大使館前の集会で、中国大使館前で抗議した法輪功学習者達を、暴力的手段で銃を用いて襲撃し脅した事件に対して強く抗議をした

 2002年に、Fred Muzin氏は4万6千人の会員を代表して、当時のカナダ自由党政府に手紙を書いた。「カナダは強い姿勢で、中国が異議や反対意見などを出した組織に拷問や濫用することを停止させないかぎり、中国との対話や貿易などを通して、中国政府に対して人権を尊重することを促進させる政策は成功しないであろう」と指摘した。その上、カナダ代表には国際会議で、「中国政府は国際公約を履行すべきで、中国の人民が人権と民主のために行った抗議なども尊重すべきであり、法輪功学習者に対する迫害をすぐに停止するように呼びかける決議案を提出すべきである」と話した。

 2004年11月、ブリティッシュコロンビア州病院労働組合はHonourable法務大臣と司法長官に手紙を送った。法輪功学習者がカナダの人道主義に反する犯罪について、江沢民などの迫害の犯罪者を提訴することを支持し、江沢民の法輪功学習者に対する系統的及び広範にわたる迫害の罪や責任は逃れられないと指摘し、「カナダ法輪功学習者がカナダの人道主義に反する罪及び犯罪に基づいて、江沢民中国前国家主席と高官の犯罪事実を立証すべく調査し、起訴することを支持すべきである」と要求した。

 2007年9月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/8/27/161629.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/8/29/89061.html