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山東省:済南市610弁公室は、法輪功修煉者・鄭頴さんを再び連行することを企んでいる

(明慧日本)山東省済南市の法輪功修煉者・鄭頴さん(50代女性)は山東大学元職員であり、法輪功への信念を放棄しないため、数回にわたって捕まった。2005年4月、鄭さんは植物園で法輪功の真相を伝えたため捕まり、劉長山看守所に4日間監禁されていた。監禁期間中、4日間も死人ベッドに縛られていた。鄭さんはその間ずっと断食をして、人権侵害に抗議していた。

 2005年6月3日、鄭さんは理由なしに連行され、1年9カ月の労働教養を言い渡されてから、済南水泉女子労働教養所に監禁されていた。当時、鄭さんは体が極めて弱っていたが、看守らは手枷をつけて鄭さんを窓につないだ。翌日、鄭さんは迫害に抗議するため、国務院に手紙を送った。このことが看守らを怒らせた。腹を立てた看守らは手枷をつけた鄭さんを、24時間ラジエターに掛けてトイレにも行かせず、寝かせなかった。このような状態が同年9月7日まで続けられた。鄭さんは、この期間中ずっと「法輪功は素晴らしい」と叫んだ。看守らは、交代で彼女にびんたを食らわせた。9月になると、鄭さんは迫害されて見る影もないほどやつれ、全身が膿みだらけになっていた。2005年9月7日に釈放されたときには、気息が奄奄としていた。

 2006年1月26日、鄭さんは出かけたとたん、私服警官に捕まって連行された。翌日には、悪名高い王村労働教養所の洗脳センターに送られた。彼女は、洗脳されていた期間中ずっと断食をしていた。610弁公室は鄭さんを転向させる目的を達成できないと分かると、鄭さんを釈放した。

 2007年7月20日、鄭さんは泉城広場で法輪功の真相を伝えたため再び連行され、済南看守所に送られた。鄭さんは、監禁されていた1カ月間、ずっと法輪功の真相を伝えていた。鄭さんの慈悲がたくさんの看守を感動させた。そして8月20日に釈放された。

 2007年10月13日午前10時ごろ、済南610弁公室の者が再び彼女の家に押しかけ、前回の労働教養期間が満了していないという理由で鄭さんを再び連行しようとしたが、鄭さんは彼らの命令に服従しなかった。警察は48時間の考慮時間を与え、2日後にまた来ると言った。現在、鄭さんは家を自由に出入りすることを制限されている。

 2007年10月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/10/16/164635.html