日本明慧
■印刷版   

河南省新郷女子監獄:顧学敏さんは、再び連行され迫害を受けている

(明慧日本)2007年の中秋節が終わってすぐ、河南省周口市の女性法輪功修煉者・顧学敏さん(70)は突然、行方不明になった。そこで、彼女の家族は方々探して、やっと周口沙南公安分局の局長・趙建設、国保大隊長・高峰、周口市川匯区610弁公室が結託して、周口川匯区法院の直接参与の下で、顧さんを秘密に逮捕し、不法に周口留置場に監禁したことが分かった。顧さんが不法に連行されて3日後、悪人達は彼女を新郷女子監獄に送って更なる迫害を行った。

 顧学敏さんは、退職する前に周口市貿易局糧油会社の副経理を担任していた。1996年、顧さんは長期間の病気で生きることが死ぬよりも辛い状況下で、法輪功を修煉し始めた。法輪功を修煉してしばらく経つと、彼女の病気は治療を受けずにすぐ治った。1999年7.20、法輪功が不法に弾圧されてから、彼女は法輪功を実証し、中共の虚言に毒害されている民衆に真実を伝えたことで、数回も周口の警官により、私的生活の侵害・監視・不法な捜査・不法な連行および監禁を受けた。

 2005年10月、顧学敏さんは、高峰など沙南分局国保の警官達に連行されて、留置場で不法な迫害を受けた。2006年3月、周口川匯区法院は彼女に対して、不法に開廷して審判を行った。法廷で、顧さんは自分が法輪功を修煉してから起きた巨大な変化により、法輪功の正しさを実証し、警官・高峰が数人の法輪功修煉者に対して不法に巨額の罰金を取り上げ、上の部門には罰金を少ししか提出せず、自分が数万元を横取りした罪行を暴露した。川匯区裁判所が「判三緩四(懲役3年の判決、執行猶予4年)」の判決を下したことにより、顧さんはすぐ監獄から出ることができた。

 その後、ある日、警官・高峰は町で顧さんを見て、非常に怒って、「ようやく顧学敏を捕まえたのに、なぜ裁判所はあいつを釈放するのか」と言った。この悪人は、上司・趙建設に報告したと同時に、向川匯区610弁公室にも顧さんのことを通報した。そこで、周口610弁公室のリーダー・于義雲は、顧さんに対する判決は「打撃の役割を果たさなかった」と川匯区裁判所を責め、気が狂ったように裁判所に圧力を加えた。

 7月23日、川匯区裁判所は顧さんに「周口中級裁判所は、顧さんに対する区裁判所の判決が軽いと判断し、最初から再び審理を行うことを要求している。従って、8月29日に再び開廷する」という書面通知を出した。そこで、顧さんは親戚の家に行って数日間泊まっていたが、そのことを知った川匯区裁判所は、顧さんの家族を脅迫して、もし顧さんが8月29日に裁判所に出席しなければ、顧さんの長男を逮捕すると言った(顧さんが釈放された時、彼女の長男が保証人になった)。仕方なく顧さんは、病気により自力で生活できない夫と一緒に路上生活をしなければならなかった。

 今回、顧学敏さんが再び不法に連行されたことは、夫と子供達は精神的に非常にショックを受けた。顧さんの夫(退職前は周口市宗教局の副局長を担任していた)は病状が悪化して、意識が朦朧とし、大小便もコントロールできない状況になったという。現在、彼は面倒を見てくれる人がおらず、福利院に送られた。顧さんの子供達は、公安局に行って彼女を釈放することを要求したために脅迫を受け、顧さんと会うこともできず、現在は恐怖の中で毎日を送っている。顧さんと一緒に生活していた末の息子は、脅迫されて精神病に罹り、その情況は非常に悲惨だという。

 2007年11月1日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/10/31/165618.html