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大法に属さないものを、大法に入れてはいけない


 文/中国延辺大法弟子

(明慧日本)たくさんの大法弟子は師父の肖像に線香を立てています。法会の時、線香を立てることもあります。また師父に線香を立てると、とても気分が良くなるという同修もいるし、このことを通して、師父が護ってくださり、とても安全だと思う同修もいます。師を尊敬し、信じる気持ちは理解できますが、個人としてどうするかについては、あくまでも個人のことです。しかし、大法修煉の中にこの要求がない以上、法会の時にこのようにすべきではないと思います。

 師父は大道無形と教えてくださいました。また『転法輪』の中で大法と宗教の区別をはっきりと説明してくださいました。宗教は人々が宗教の形に対して執着を引き起こしやすく、それにより人々が神に対して正しい信念を持つことを厳重に妨害しているのです。師父は「形式には修煉者の向上に対し影響する要素があります」とおっしゃったこともあります。(『各地での説法六』『アジア太平洋地区学習者会議での説法』)

 それから、法会を行う時、大法弟子の創作した歌を歌ったり、踊りを踊ったりする現象もありますが、それも同じく厳粛でなく、理性的でない行為のように思います。つまり、これらの歌は大法弟子が衆生を救い済度するために創作したもので、法でもないし、師父の要求された経験談の交流でもないからです。これらの歌を常人社会の中で普及させるのはいいことですが、法会の時に歌うとすれば、法からずれていると思います。

 師父は『2004年米国西部法会での説法』の中で「ご存知のように、大法弟子が圓満成就するので、如何なることも今日大法弟子が法を実証するときの形式を妨害してはならず、これは非常に重要なことと関わる問題です。法を勉強すること以外、如何なることも割り込んではならないため、大法弟子の間で大法そのものと関係ない如何なることをも決して広めてはならず、大法弟子を妨害してはいけません」とおっしゃいました。

 師父のご教示を通して、以上のいくつかの問題を修正すべきだと思います。これは個人の認識ですが、同修と切磋琢磨したいと思っています。

 2007年11月4日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/1/165689.html