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四川省:冉亨ヘイさん(76歳)は国安警官に迫害されて死亡 息子は拘禁中

(明慧日本)2007年10月11日、四川省江油市の法輪功修煉者・冉亨ヘイさん(76歳)の息子・冉通毅さんが、国安警官に連行された。冉亨ヘイさんは10月16日に呼び出されて尋問され、最終的に江油市留置場に拘禁され、22日に迫害により死亡した。冉通毅さんは依然として江油市留置場に不法に監禁されており、親族との面会も許されていない情況である。

 冉家の人は冉亨ヘイさんの両耳が黒くなっていることに気づいた。法医学者が遺体を検査する時、口もとにはまだ血が流れていた。翌日、警官は冉さんの息子をひとり中ハ鎮に呼びつけ、強制的にサインをさせ、それから遺体を解剖し、火葬した。

 冉亨ヘイさんは76歳で、みな冉おじさんと呼んでいた。江油市太平街蒋家コウ7−4号に在住、生前は江油市交通局の操車係だった。冉おじさんは法輪功の修煉を堅持して、体も精神状態もずっと非常によかった。

 2007年10月11日の深夜、冉亨ヘイさんの三男の冉通毅さんが連行された後、12日午前、国安大隊は冉家を訪れ、不法に家宅捜索をした。

 14日、冉おじさん夫婦が国安大隊に行き真相を伝えた。「海外80数カ国で法輪功をしても問題ないのに、どうしてしてはいけないのか?」と聞いた。国安大隊の大隊長・楊柳松は「ならば、あなた達は海外に行ってすれば。中国には中国の法律がある」と答えた。

 15日の午後、冉おじさんは国安警官・羅剛ともう1人の20数歳の警官に騙されて、公安局に行った。彼らは少し話したいことがあると言った。しかし翌日になっても、冉おじさんはまだ帰宅しなかった。警官は冉家に冉おじさんに布団を持ってくるように伝えた。

 22日午前10時頃、国安警官は冉家の長男と末子を火葬場に呼びつけた。そこでやっと冉おじさんがすでに亡くなっていることが分かった。綿陽市裁判所、検察院、法医学者、江油市裁判所、公安局、国安大隊、留置場の警官などは、冉おじさんは急病を患って死亡したと公に言いふらし、遺体を解剖すると公言したが、冉おじさんの妻は不同意だった。23日、警官は冉亨ヘイさんの息子をひとり中ハ鎮に呼びつけ、強制的にサインさせ、それから遺体を解剖し、火葬した。

 迫害に関わった人物のリスト

 楊柳松、徐建新、羅剛、張有樹、張徳溥、李平、文毅、丁大銀、但崇軍、楊育正、欧振金、毛彬、譚力、白秉元、周琳、鄭×、馬華、段恵敏、齊放

 2007年11月4日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/11/3/165849.html