日本明慧
■印刷版   

カナダ国営放送、中共による法輪功迫害のドキュメンタリー映画を放送予定

(明慧日本)大紀元の報道によると、カナダの映画監督ピーター・ロウ(Peter Rowe)氏は、ドキュメンタリー映画「赤い壁の向こう側:法輪功の迫害」(Beyond the Red Wall:The Persecution of Falun Gong)を制作し、現地時間6日午後10時、カナダ放送協会(CBC)のNews Worldの番組で放送されるという。この映画は、1999年7月から法輪功が迫害を受けて以来、欧米国家の国営放送局が、関連の真相を伝えるのは初めてである。

 この映画は、カナダのマギル大学で彫刻芸術を教える張崑崙・教授は2002年帰国した際に、法輪功を修煉しているという理由で逮捕され、強制収容所で拷問や、電撃、強制洗脳などを受けていたことを記録している。

 映画では、当時のカナダ自由党の国会議員、後に法務相になったオーウェン・コテラー氏が、人権弁護士や、アムネスティ・インターナショナルなどと連携して、張崑崙・教授を救出しカナダに招いたことが紹介された。映画では、中国の数千万人にのぼる法輪功修煉者は、張教授のように幸運ではないことを示している。

 監督のピーター・ロウ氏は、2003年バンクーバーの中国領事館前の迫害抗議活動をみたときから、法輪功の真実を調査する考えが促されたという。

 ピーター・ロウ監督は、「中国当局の政策は、『真・善・忍』を信条とするこの平和的な世界組織を消滅させること。後に私はこのことに気づいた」、「真相を調査し、今の非戦争時代で進行しているこの最悪な人権迫害をすべての人々に知らせる必要があると思った」と話した。

 また、映画は、カナダ前国会議員デービット・キルガー氏と、国際人権弁護士デービット・マタス氏が作成した調査報告書『血まみれの臓器摘出:生きた中国法輪功修煉者への臓器強制摘出の告発に関する報告』(http://organharvestinvestigation.net)を紹介した。

 デービット・キルガー氏は「虐殺はやめなければならない」と強く訴えた。

 2007年11月5日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/11/4/165939.html