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河北省:張家口懐来県の法輪功修煉者が、この数年間受けた迫害事実の一部

(明慧日本)中国共産党が法輪功を不法に迫害してから、河北省張家口懐来県の警官は、何回も地元の法輪功修煉者を不法に逮捕し、酷刑で迫害を行うと同時に、法輪功学習修煉者の家も不法に捜査した。以下は、1999年から2001年の間に発生した迫害事実の一部である。

 2001年7月12日の夜、張家口懐来県の法輪功修煉者・宋海彪さんと趙宏玉さんは、西八里村で法輪功の真相資料を貼ったり、配ったりしていた時、不法に逮捕された。懐来県西八里派出所の警官・孫玉貴、張建国、張徳広らは、2人に対して厳しい刑罰の拷問を行った。

 7月13日の朝、西八里派出所の警官は、懐来県六街村の住民である許建海さんと何平さんの家に不法に侵入して、捜査令状を提示することもなく、彼らの家宅を捜査し、法輪功の書籍・真相資料・DVD等を略奪した。不法に侵入した警官は、張徳広、孫玉貴、張建国らである。この日の午前中、沙城派出所の警官は、懐来七街強盛鋼材工場で、仕事をしていた法輪功修煉者・何平さんを不法に逮捕した。また法輪功修煉者・許海さんも、第二建設会社で不法に逮捕された。翌日には、法輪功修煉者・白雲さんも不法に逮捕された。7月17日、法輪功修煉者・季新峰さんと李艷華さんが家を出た時、不法に逮捕された。その時一緒にいて逮捕された法輪功修煉者の名前は、土木鎮の倪文秀さん・徐秀娥さん・劉朝霞さん・劉玉書さんである。

 懐来県留置場において、沙城派出所の所長・張桂華、警官・李才、警官・賈正基らは、法輪功修煉者達を1人ずつ審問した。

 法輪功修煉者・許建海さんは、不法に監禁されている1カ月の間、厳しい拷問を受けたため、腹と脚がひどく腫れてしまったため、検査を受けた。病名は肝硬化・肝腹水で、命まで危ない状態になっていたため、許さんの家族が迎えに来て、許さんを沙城中医院、張家口二五一病院、張家口附属病院、タク鹿県、北京にある病院など、あちらこちらの病院に連れて行き、治療をした。許建海さんの父親・許佩義さんは建築会社の普通の職員で、母の周桂英さんは農民だったので、お金もなく多くの人からお金を借り、7万元を払って許建海さんの治療を行ったが、現在もまだ回復せず、少しの刺激でも痛みに耐えられない状態になっている。迫害を受ける前は健康で生き生きとしていた若者を、誰が命を落とすような危険な状態にまでさせたのだろうか? また、誰が元々健康な若者を衰弱させたのだろうか? それは留置場の所長・劉勝利、副所長・李天雲、教導員・曲小林らによって許建海さんを迫害するという悪行に加担したのである。そして加害者・許建海さんの罪責から逃れることが絶対にできないのである。

 法輪功修煉者・白雲さんは、留置場に不法に監禁されている期間中、乱暴な灌食を受けた。2002年、懐来県の裁判所は、法輪功修煉者に対して裁判を行い、白雲さんは無罪で釈放されることができた。しかし、何平さんは不法な判決を受けた。また、季新峰さんは、不法に懲役3年間という判決を受け、河北保定監獄に監禁され、続けて迫害を受けた。2004年、監禁期間が終って釈放された後も、610弁公室は季新峰さんを見張ったり監視したりした。季新峰さんの妻・李艷華さんは、不法に保定高陽労働教養所に送られ「転向」させられた後、釈放され家に帰った。

 法輪功修煉者・丁金勇さんは、1996年から法輪功の修煉を始めた。当時、彼は腎臓の働きが悪く苦しんでいたが、法輪功を修煉してから健康になった。1999年7.20以降、彼の勤務先(鉄路)は彼を呼んで、退職させると脅迫し、法輪功の修煉を放棄させた。この数年間、彼は以前の病気が再発して、数十万元を払い腎臓の移植手術を受けて生きのびることができた。丁金勇さんの家族は、精神面と経済面で大きな圧力を受けた。

 1999年、中国共産党は気が狂ったように法輪功を迫害する中で、懐来県土木郷の警官は積極的にその悪行に加担した。特に2000年、張永堂が郷党委書記を務め、張新異が郷長を務め、李英俊が副郷長を務めていた期間中、数人の法輪功修煉者に対して、さまざまな精神と肉体の迫害を行った。悪人達は、体罰、刑罰、法輪功の師父を中傷する、「法輪功を修煉しない」という保証書を書くように強迫し、法輪功の本を提出するように強迫する、不法に家宅捜索をするなど、また殴ったり、蹴ったり等、手段を選ばず法輪功修煉者を不法に迫害し、常に家に来て私生活を侵害した。

 2000年12月下旬、悪人・ユ紅順、邪悪副郷長・李英俊、土木村の職員らは、北京から法輪功学修煉者・劉俊梅さんと趙少川さんを連れて帰った。その後、副郷長・李英俊は、悪人ユ紅順を始めとする別の悪人達を連れて来て、2人に対して夜、不法な審問を行った。彼らは、劉俊梅さん、趙少川さん夫婦を蹴って真っ暗な部屋に閉じ込めた。2人が部屋に入ると、悪人達は電灯を付け、数人で猛打した。この悪行に加担した人は、ユ紅順、張文兵、李、白(現在、退職された)らであるが、これらの悪人達から打たれた2人は鼻血が出た。また、スタンガンで電撃されたたが、2人は法輪功の修煉をずっと放棄しなかった。悪人達は、交代でさらに2人を同時に電撃した。また、2人に法輪功の師父の悪口を言うようにさせ、劉俊梅さんを強迫して、上着・靴を脱がせ、雪の中に立たせた。悪人達は、彼女の両手を庭の樹に縛って、彼女を凍らせた。趙少川さんに対して、悪人達は、顔を打つ等人身的な迫害を行った。このように、悪人達は順番に庭で2人を苦しめ、2人が「真・善・忍」を放棄するよう夜中まで迫った。悪人達は、村の委員会に2人の家族に通知を出すことを禁止し、2人の財布にある100元をも略奪して、賭博(李が送ったという)に使ってしまった。

 翌日の朝、張文兵は、2人を脅迫して、再び「法輪功を修煉しない」という保証書を書くように強要した後、2人の家族に通知書を出し、拘留所に送ったら判決を受ける可能性があると脅迫し、10000元を払ったら釈放するとも言ったが、最後は2人の家族が7000元を払ったので、やっと釈放されて家に帰ることができた。

 家に帰って数日後、土木村の村委会の書記・羅玉は、「趙少川さんに、村委会へ一度来るように伝えろ」と指示を出した。劉俊梅さんは、夫のことが心配で、夫について一緒に行った。その結果、書記・羅玉は、2人を派出所に送り、趙少川さんを懐来県留置場に不法に監禁した。当時、劉俊梅さんの書類はなかったため、悪人は彼女を派出所に連れて行き、手続きの書類を作った後、拘留所に送り、不法に監禁した。

 不法に監禁されている期間中、2人は干しナスで作った油もない野菜と、トウモロコシの饅頭を食べたが、法輪功を修煉する事は禁止された。家に残されている60歳前後の両親と6歳の子供は、毎日が1年のように長く感じ、人々が喜んで新年を迎える準備をしている中、涙で毎日を過ごしている。冤罪があっても訴える所がなく、その上、幼い孫の面倒も見なければならなかった。

 留置場は2人を釈放する時、家族から2人の食事代として1000元を騙し取った。その後、派出所の警官らは、村の職員と一緒に、常に2人の家に来ては私生活を侵害したり、脅迫を行ったりした。

 誰が、法輪功学習修煉者の家族に精神的な恐怖と圧力を与えたのだろうか? 誰が、元々幸福な家庭を破壊して、ばらばらにしたのだろうか?

 法輪功修煉者を不法に迫害する悪行に加担した者は、その責任を必ず償わなければならない。

 2007年11月9日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/11/6/166010.html