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豪・メルボルン:2800万中国民衆の中共からの脱党を声援(写真)

(明慧日本)豪州メルボルン脱党サービスセンターは2007年11月11日、メルボルン市の中心部の観光客が必ず通る都市広場で、2800万人の中国民衆が中国共産党から脱党したことを声援し、同時に真相を伝える写真展を行った。集会期間中、「元気で歩こう、地球温暖化に反対」パレードに参加した数万人が都市広場を通った時、たくさんの参加者は足を止め、集会の講演を聞き、列を作って中共による人権侵害の署名簿に署名した。希望の声国際ラジオ局が現場実況中継を行った。

観光客の必ず通る広場での脱党集会

中共政権による法輪功迫害の真相を訴える横断幕が注目される

「元気で歩こう、地球温暖化に反対」の参加者たちに真相資料を贈る

署名で中共の迫害に反対

中共による法輪功修煉者への拷問を実演

中国で発生している迫害に関心を示している

中国で発生している迫害に注目する

 脱党サービスセンターのマギー代表によれば、10月下旬、中国大陸からメルボルンに戻ってきた1人の女性が、三退(中国共産党の少年隊、共青団及び共産党などの中共組織から離脱すること)の手続きを要求している10数人の名簿を持ち帰ったという。

 マギー代表の紹介によれば、中国安徽省の政治協商委員会常務委員・汪兆鈞氏と安徽省嘉禾食品有限会社法人兼董事長の鄭存柱氏が、相次いで胡・温両氏に公開状を発表し、当面の急務として直ちに法輪功への迫害を停止し、当時、弾圧の決定を下した責任者らに対する刑罰を追及することであると強調したという。

 これらの公開状は、中国国内外に波紋を広げた。これについてマギー代表は、「今日、中共による迫害はあまりにも久しく、あまりにも悲惨で、流された血はあまりにも多い。中国人はよく中共の本質を見抜いている。中国大陸においても、続々と脱党センターが作られ、より多くの民衆が脱党ブームに参加し、そしてより多くの高智晟氏、汪兆鈞氏および鄭存柱氏のような人たちが立ち上がり、自らのために、中華民族のために、歴史的な責任を担おうとしている」と述べた。

 「法輪功迫害真相調査連盟」(CIPFG)によるグロバール人権聖火リレーは、豪州に到着後、善良な豪州民衆に歓迎された。メルボルンのコーディネーター・ペタ氏は、ヨーロッパ及び豪州における人権聖火リレーの状況を紹介し、メルボルンでのリレーに参加し、共に手をつなぎ、中国で発生している血生臭い迫害を制止させようと人々に呼びかけた。

 バーモント(Vertmont)州からきたコンピューター科学院を退職したダフニ(Dafni)博士夫妻は耳を澄まして報告を聞き、真相を説明した看板を読んだ後に、「私がサポートしているのは中国の民衆で、共産党政府ではない」と明言した。

 メルボルンのRowville区からきた太極拳を教えているノーマン(Norman)さんは、「今日皆さんの発表を聞いて、本当に悲しい」といった。ノーマンさんは、英語の『九評共産党』を読んではじめて中国共産党の邪悪な本質が分かったという。最後に「現代人は忙しすぎる。しかし、いくら忙しくても今中国で起きていることを知らなければならない。人類には平和が必要で、お互い尊重し合うべきだ」とコメントした。

 若者のリチャード・コーリン(Richard Collins)さんは、中国共産党に対して人権弾圧をやめるように呼びかける手紙に署名した。コーリンさんは記者に、自分はカトリック教の信者であるため、「中国共産党の本質は分かっている。中共はあらゆる宗教信仰を弾圧している」と述べた。

 大紀元時報は2004年11月18日に社説で『中国共産党についての九つの論評』(『九評』ともいう)を発表してから、インターネットを通じて、共産党およびその関連組織から脱退することを表明した人数はすでに2820万を超えている。

 2007年11月14日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/13/166463.html