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米国による人道的な援助により、高進英さん夫婦がアメリカに到着

(明慧日本)中国の二人の法輪功修煉者・高進英さんと夫の劉葆春さんは2007年11月15日、タイからニューヨークのジョンFケネディ国際空港に到着した。高進英さん、劉葆春さん夫婦は、国連が受け入れた難民の身分として米国入りした。法輪功の友の主席を務めるAlan Adler氏は、「二人の法輪功修煉者の救助活動は大変でしたが、米政府が非常に重要な段階で支持してくださったことで、両者は最終的に順調にアメリカに入国することができました。国際社会による正義の力が、法輪功修煉者を救助できた新たな事例だと言えます」と話した。

 高進英さん(61歳女性)は、河北省邯鄲市の法輪功の補導員を担当していたが、中国における法輪功への弾圧が始まってから、二度も無実の罪を着せられ、強制的に逮捕され、一年間の実刑判決を言い渡された後、各地を六年間さすらっていた。この六年間のうち80箇所で滞在し、一番長く滞在していたところでもせいぜい数ヶ月、早い場合2時間しか滞在することができなかった。しかし、高さんは「どんな困難も私の法輪功への信念を変えることはできません」と話した。

 また高さんは、迫害について次のように述べた。「たくさんの法輪功修煉者の中に、山東省に住む22歳の大学生である張振東さんは、私と一緒に法輪功の真相資料を作っていましたが、強制的に身柄を拘束されて七日目に、警官による暴力を受けたため死亡しました。死後、張さんは体中のいたるところに傷を負い、臓器も摘出されました。また、私と一緒に資料を作っていた王鳳偉さんは、強制的に連行された後、留置場に拘禁されたまま長い間放置されたまま、餓死してしまいました。」

 高さんは、国際社会に対して、法輪功修煉者の境遇について関心を寄せるように、特に法輪功への迫害を制止させることで、より多くの法輪功修煉者に修煉の自由を与えるように呼びかけた。

 2007年11月17日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/11/17/166751.html