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黒竜江省伊春市:法輪功修煉者楊立彬さん夫婦、再び連行された

(明慧日本)黒竜江省伊春市金山屯区:法輪功修煉者・楊立彬さんと陳桂秋さん夫婦は出稼ぎ先から戻り、同区内の橋北金山派出所管内でアパートを借りた。2007年11月8日午後、楊さんがアパートの片付けをしていた時、金山派出所によって不法に連行され、同派出所に監禁された。その時、楊さんは突然気分が悪くなり、薬を服用中に隙を見て脱走した。現在、家から離れ居場所のない生活を送っている。楊さんの妻・陳さんは強制的に連行され、不法な取調べを受けた。 

 陳さんは、外出の途中警官に不法に連行され、現在、金山屯留置場に監禁されている。この数日間、陳さんは金山屯の610弁公室主任・肖靖宇から取調べを受け、「アパートの家賃は誰が払っているのか、鍵は誰から貰ったのか」などと聞かれている。以前、このアパートにある修煉者が住んでおり、警官はその修煉者の行方を追っている。その修煉者は身を寄せるところを失い、不安定な生活を送っている。そのため、警察はこのアパートにカメラまで設置して監視している。金山派出所の所長・趙豊と警官がこの件を担当している。 

 善悪には応報があり、ある警官は楊さんを追いかける最中、転倒して手に怪我を負った。現在、伊春公安局の610弁公室から、楊さんに対する指名手配が出されている。 

 法輪功が1999年7月に邪党に弾圧されて以来、楊さん夫婦は幾度となく不法に連行され、家宅捜査もされた。陳さんは6回も連行され、合わせて300日間監禁された。2001年、金山屯地区は区の副書記・孫宏喜、政法委・黄国順、610弁公室・孟憲華、公安分局局長・崔玉中の命令で、各派出所と町内会で法輪功を誹謗中傷する署名を集めていた。その時、陳さんは署名表に「法輪大法は素晴らしい」と書いたため、(社会秩序かく乱罪)で、2年間の強制労働を言い渡されて、麻薬中毒者の治療センターに監禁された。楊さんは2000年7月に監禁中の修煉者に師父の経文を届けたため、1年半の強制労働を言い渡された。2005年9月、同市鉄門で交流会が開かれ、警察当局は参加者を次々と逮捕した。楊さんも不法に逮捕され、数カ月の監禁を経て、さらに強制労働を言い渡されたが、強制労働教養所は病弱の楊さんの受け入れを拒否した。そのため警官らは、楊さんに1万元の保釈金と多額な罰金を強要し、その後、楊さんはやっと釈放された。

 現在、妻の陳さんは不法に監禁されており、楊さんも家を離れたままで、両家の年老いた母親を世話する人が誰もいない。また、大学在学中の子供の学費も、払う当てがなく、まだ支払える状態ではない。

 2007年11月19日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/16/166675.html