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遼寧省瀋陽市:不法に拘禁されていた李殿琴さん 音信がなくなった(写真)

(明慧日本)遼寧省瀋陽市鉄西区滑翔団地に住んでいる、法輪功修煉者の李殿琴さん(56歳・女)は2007年10月16日から17日までの間、現地の鉄西区興順街で、真相資料を配っていたところを興順派出所の警官に強制連行され、かつ家宅捜査を強要された。その後、瀋陽市留置場に拘禁され続けている。興順派出所の警官は、李殿琴さんに一切家族との面会の機会を与えず、家族から送られてきた洋服も渡さなかった。1か月以上が過ぎた現在も、李殿琴さんからはなんの音信もなく、親戚と友人らを心配させている。

法輪功修煉者の李殿琴さん

 今年56歳の李殿琴さんは、素朴で熱心な人で、普段隣近所と友人に困ったことがあると常に全力で協力していた。李殿琴さんの友人の話によると、李殿琴さんは法輪功を修煉する以前は不幸な生活を送っていた。彼女の夫は身体に障害のある元軍人で、10数年前にこの世を去った。当時多くの病気を患っていた李殿琴さんは、成人前の娘をつれて、苦しい生活を送っていた。まもなくして、1995年に彼女は数箇所の大病院で肝癌と診断された。また腸の癒着も発見されたが、胃カメラの検査を受けることができなかった。彼女は痛みに苦しめられて気を失い、何回も病院へ送られて救急治療を受けていた。病気を治すために、李殿琴さんは巨額な借金を造ってしまった。最後に行われた救急治療には、僅か数日間の治療費で1万元以上かかってしまった。しかも病状は好転しなかった。その時、李殿琴さんは50キロあった体重が30キロまで落ち、話す気力さえなくなり、ただ涙ぐみ死後のことを考えていた。

 そんな時、李殿琴さんは法輪功を知ることになった。彼女は「真・善・忍」の法理に導かれ、この世にこれほど純正な返本帰真の道があることに感嘆した。法輪功の書籍を読んでいる間、彼女の心境はますます穏やかになり、身体も気づかない内に好転した。数ヶ月後、病院へ検査に行ったが、検査結果は医師と家族を大いに驚かせた。癒着した腸がすでに離れ、肝臓の腫瘍も何時の間にかなくなっていた。親戚と友人らは自ら法輪大法の不思議さを眼のあたりにしたので、彼女の修煉を支持してくれた。

 1999年7月中共が法輪功を迫害し始めてから、李殿琴さんは良知から、世間の人々に法輪功の真相をはっきりと伝えたが、迫害された。2000年前後に、瀋陽市鉄西区精神病院の思想改造施設と馬三家労働教養所に不法に監禁された。馬三家に入れられる前に、鉄西区凌空派出所の警官は李殿琴さんを乱暴に殴り、彼女の顔は変形し、両手が腫れ上がり、血が固まり紫色になった。凌空派出所の警官は、共産党があなたに修煉してはいけないと言っているのに、あなたはまだ修煉し続けているのか!修煉するよりむしろ強盗になったほうがいい!と暴言を吐いた。

 馬三家労働教養所に監禁されてから、李殿琴さんは迫害され、健康だった身体は傷つけられ、大小便もできなくなった。労働教養所と関係部門は責任を負うことを恐れ、病気を治療するため一次出所を認めたという。

 2007年11月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/23/167042.html