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河北省タク州市:任宝坤さんは拷問で自白を強要され、労働教養を科された

(明慧日本)2007年10月12日、法輪功修煉者・任宝坤さん(42歳男性、元タク州市チョウ窩郷武装部幹部)が、タク州市公安局に不法に拘留され、10月31日に保定市政府労働管理委員会から、不法に1年6カ月の労働教養を言い渡された。警官は、任さんに自白を強要し拷問と虐待を行った。

 10月12日の夜6、7時頃、任さんは同修の劉文さんと一緒にケイ・俊花さんの家で、法輪功のビデオを見ていた時、タク州市公安局に強制的に連行された。任さんは、公安局の警官に手錠をかけられ、タク州のホテルの一室に不法に拘禁された。手錠を拒否した任さんを、警官らは怒って猛打し、靴底でも殴った。別の警官は、湯で任さんに火傷を負わせようとした。その後、任さんを警官はタク州市刑事警察大隊に拘禁し、5日間、昼夜連続して強制的に「鉄の椅子」に座らせ、任さんの体を動かせないようにした。

 供述を聞きにきたある私服警官(王洪恩、発音)が、手で任さんを猛打し、連続20回以上暴力を振るった。口や鼻から血が流れ、耳も聞こえなくなり、2、3日後、両耳が内出血し黒くなった。さらに警官はタオルで任さんの口を塞ぎ、呼吸困難にさせ、タク州市国保大隊の楊玉剛は冷たい水を全身に浴びせた。17日の夜、タク州市の留置場に拘禁されている任さんは、断食を行って不法な拘禁に抗議し始めたため、警官らは、2回にわたって「灌食」を行った。

 2005年11月25日、 元タク州市東城坊派出所の警官・何雪健は、彼(何雪健)の母親と同年齢くらいの女性法輪功修煉者2人をレイプした。事件の発生後、任さんは一人の北京からの修煉者と共に、被害者の劉季芝さんの家に行き、暴行を受けた劉さんに対して撮影したことにより、警官の犯罪証拠を入手し、この血生臭い事実を、国際社会に訴えた。国際社会の圧力により、警官・何雪健は刑罰を下されたが、劉さんの冤罪は未だに晴れないままになっている。被害者の劉さんと、家族の委託を受け、任さんは河北省高等裁判所に上告した。提訴は受理されたが、その後、何の連絡もないままである。これが今回、任さんが受けた迫害の理由になっている。

 2007年11月25日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/11/21/166934.html