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山東省イ坊市の李艶華さんが遭った迫害

(明慧日本)2007年11月21日朝、イ坊市イ城区望留楼子村の法輪功修煉者・李艶華さん(30歳位、女性)が、家の近くに一台の黒い車を見かけた。車の中で、手で顔を半分隠している人がおり、怪しく思ったものの、李さんは深く考えないまま、いつものように市場へ出かけた。

 そして11時頃、李さんのブースに「工商管理局の人」と自称する2人の男が現れ、李さんに聞くことがあるので来るように言った。李さんは工商税ならとっくに納めたので、他のことならここで相談するように答えた。仕方なく、来訪者は公安局の警官だと認めた。証明書から1人の名前が「徐来強」ということが分かった。彼らは強制的に李さんを車に押し込み、李さんの家まで連れ帰り、家宅捜索を行った。

 李さんの目の前で、家の物を散らかしたり、ひっくり返したりした。警官らは家のどこかから法輪功の真相資料の入った袋を見つけ出し、資料の数を数え始めた。不足そうに、警官は家を出て外から袋を持ち込んで来て、その中から真相資料を出して数え続けた。李さんは、これらの資料は自分のものではないと言ったが、警官は「私が持って来たのを見たのか?」と李さんをからかった。これらの資料が李さんを逮捕するための偽の証拠になった。また、彼らは李さんの家のパラボラアンテナ2個、法輪功書籍などの私物を没収し、「診断料」という名目で李さんの夫から100元を巻き上げた。その後、李さんを符山鎮派出所に強制連行した。

 派出所に着いてから、李さんは重い病状が現れ、病院に運ばれて救急処置を受けた。心臓病と診断され、入院する必要があると医師に伝えられたが、警官らは許さなかった。患者の命が危険な状態に陥った際に責任を取るように問い詰められると、彼らはやっと病院を離れた。そして当日、李さんは無事に退院して家に戻った。

 実際は、連行される10数日前から、李さんはすでに警官に監視、尾行されていた。このことは中共政権下の警官の、人間らしくない、卑劣な行為を明らかに浮き彫りにしている。

 2007年11月28日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/11/27/167304.html