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大慶市の法輪功修煉者・倪文奎さんは迫害され死亡(写真)

(明慧日本)黒龍江省大慶市に住む法輪功修煉者・倪文奎さん(42歳男性)は、2007年11月12日午後3時ごろ死亡した。倪文奎さんは、大慶監獄から釈放された後、ずっと体の状態が悪く、意識不明の状態が10カ月続いた末、死亡した。

迫害される前の倪文奎さん

大慶監獄で迫害された後の倪文奎さん

迫害されて自力で生活できなくなった倪文奎さん

 倪文奎さんは法輪功を修煉する前、身体中に乾癬(かんせん)ができたため、夜は眠れず、服を脱ぐとただちに出血してしまい、そのため、倪文奎さんは非常に苦しんでいた。1997年4月、倪文奎さんは病気に苦しんだ末、絶望的になっていた時、法輪功に巡り会った。『転法輪』を読んで2日目に倪文奎さんはタバコをやめ、30日目には、身体中の乾癬が消えてなくなった。倪文奎さんの奇跡的な体験は、ただちに周囲の人の耳に伝わるようになった。

 中共により8年も迫害が続く中で、倪文奎さんは何度も不法に強制連行され、拘禁され、3年の実刑判決を受けた。そして、紅衛星監獄の中で、非常に残酷な迫害を受けた。2000年12月、倪文奎さんは北京天安門で横断幕を掲げ、人々に真相を伝えようとしたことで15日間拘禁され、さらに不法に45日間、労働教養所に収容された。

 2002年11月2日、喇嘛甸派出所の20数人の警官は突然、倪文奎さんの家に不法に侵入し、令状を明示することなく倪文奎さんを喇嘛甸派出所まで強制連行した。2003年6月、倪文奎さんは不法に3年半の実刑判決を言い渡された。それ以来、いつも受刑者らに殴られ、睡眠を禁じられ、人との会話を禁じられ、法輪功を謗る番組を強制的に見せられる日々が続いた。そのため、倪文奎さんは迫害によって負傷し、声が出なくなった。

 監獄から釈放された後、喇嘛甸派出所の警官はいつも倪文奎さんの家に来て騒ぎ立て、私生活を侵害した。倪文奎さんの身体はずっと回復しなかった。2006年3月、倪文奎さんは警官から逃れるため、故郷を離れた。その後、倪文奎さんの身体の状態はますます悪くなり、ついに2007年2月28日に意識を失い、流動食を点滴することで生命を維持していたが、11月12日に死亡した。

 2007年11月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/11/23/167050.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/11/25/91596.html