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郭順強さんが北京団河労働教養所で受けた迫害の真相

(日本明慧)北京海淀区の法輪功修煉者・郭順強さんは、2006年4月20日の夜、自宅より清河派出所の警官に強制連行され、団河労働教養所第一大隊に送られ、不法に労働教養を強いられた。警官は受刑者を扇動し、郭さんを痛め付けた。

 労働教養所は郭さんを「転向」させようとして、独房に閉じ込め、毎日3〜4時間しか眠らせなかった。受刑者は警官の黙認の下に、郭さんに対し毎日のように殴打や体罰を加えていた。20cmの四方の児童用の椅子に座らせ、両脚をぴったりとくっ付け、両足の指が揃う状態にし、膝を90度に曲げ、両手は膝の上に置き、腰を真っ直ぐ伸ばし、この姿勢を保ち、体には少しの揺れもあってはならない、でなければ殴打されるのである。これは「模範的な座る姿勢」と呼ばれ、法輪功修煉者に対する迫害に用いる手段の一つである。

 食事も粗末で、一食に饅頭1個しか食べさせてもらえず、ある日、郭さんは食事を摂らずに抗議したため、一食につき饅頭2個になった。警官・田禹は郭さんに「あんたを怖がっているから増やしたのではない」と言った。郭さんが受刑者に殴られていることを言うと、田禹はごまかして言った。「それは殴っているのではなく、あんたの座る姿勢を正しくしているためだ」。

 ある日の夜中の1時半ごろ、警官・呉雪迷が郭さんに尋ねることがあると言った。郭さんは今から寝ると言うと、呉雪迷は寝かせようとしなかった。郭さんは寝かせてもらえなければ煉功すると言った。呉雪迷は受刑者にロープを持ってこさせ、郭さんの両手と両足を縛りあげた。警官が来た目的は郭さんを痛めつけるために来たのであり、今こそ痛めつけるための口実を見つけた。いつも顔を洗うことはできず、水は1日にコップ1杯だけである。10日間連続して寝かせてもらえなかったこともあった。夜中の2時か3時頃に板の上に横たわることは出来るが、目を閉じると、指示されている受刑者がすぐに目を覚まさせた。

 郭さんは前歯2本を折られていた。郭さんが「法輪大法は素晴らしい」と叫んだときに、受刑者が布を口に強く押し込んだため歯が折れた。また4、5人の受刑者が郭さんの両手足を強く引っ張り、地面に押しつけて苦しめた。

 労働教養所の警官は殴り手として受刑者を使っていた。減刑という餌をぶら下げて受刑者を誘惑していた。もし法輪功修煉者が「転向」しなければ、彼らが罵倒され、減刑しないと脅迫され、法輪功修煉者に対し、更なる迫害を続けるよう強要した。警官らは最も卑劣な手段を使っている。

 2007年11月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/11/20/166886.html