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チチハル市泰来刑務所での迫害事実を暴く

(明慧日本)チチハル市泰来刑務所に服役中のある28歳の若者は、法輪功の真相を知るチャンスを得ることになった。善の心により自発的に法輪功修煉者を助け、経文を守った。事情が当局に発覚し、この若者は1000元をゆすられたうえ、拷問用のごく狭い独房に閉じ込められた。他の受刑者の見せしめにし、修煉者を孤立させることにより、他の受刑者が法輪功の真相を知るのを妨げることを刑務所側は企んだ。

 チチハル市富拉爾基区の法輪功修煉者・陶永春さん(53)は、2007年1月21日、法輪功の真相資料を配りに辺鄙な農村へ行った際に、悪人に告発され、チチハル市の龍江留置場に強制連行された。7カ月の不法拘禁の後、4年の重刑を言い渡された。2007年8月、泰来刑務所に移送され、迫害され続けた。1カ月のいわゆる「合宿訓練」を経て、六大隊二中隊に配置された。

 当局は受刑者の高さん(28)を手配して、陶永春さんの監視役とした。しかし、この28歳の若者は、触れ合っている中で、徐々に法輪功の真相を理解するようになり、法輪功修煉者は無実で迫害されていることを知り、それ以来、積極的に陶さんを助け、年齢の差もあり、父子関係のように仲が良くなった

 12月の初め、六大隊二中隊で、法輪功の真相を知らない受刑者に、陶さんが法輪功の経文を持っていると告発された。陶さんと高さんの2人は不法に捜査されたが、何も見つけられなかった。警官は機会に乗じ、高さんから1千元をゆすり取った。しかし、それでもまだ見逃しはせず、高さんは最近また独房に閉じ込められたうえ、1カ月間、面会を禁止されたという。

 (注):法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照 

 2007年12月23日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/12/19/168668.html