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正念で夢に対処し、旧勢力の按排を否定する


 文/中国大陸大法弟子

(明慧日本)明慧ネットに載った「正念の威力を発揮させよう」の文章の中にこんな内容があります。「今度私が強制連行された様子は、実は、師父が1カ月前に夢の中で示してくださったのです。しかし、その時私はそれを気にかけず、内に向けて探さなかったので、迫害が起こってしまいました」。それを読んで、気になったことがあるので、皆さんと交流したいと思います。

 以前、こんな交流文章を読んだことがあります。作者が捕まえられてから、正念で抜け出し、長距離バスに乗ったところ、彼を尋問したことのある2人の警官がバスに乗り、乗客の取調べをしているのを見ました。急に彼は何日か前に見た夢を思い出しました。夢の中の様子は目の前の状況とまったく同じなのです。それも長距離バスの中で、同じこの2人の警官ですが、後の結果はこの2人の警官に見つかって捕まったのです。その同修は「旧勢力の按排を否定し、師父に加持をお願いします」という一念を発しました。そうしたら、その2人の警官は彼を見つけることが出来ず、彼は途中でバスを降りて無事に帰ったのです。後でその同修は悟ったのですが、夢の中の様子は旧勢力が按排したものです。彼は旧勢力の按排を否定したので、その迫害を打ち破ったのです。その文章を読んで、私は色々考えさせられました。夢の中で現れたことには旧勢力が按排したものもあり、目が覚めてから、それを否定して打ち破り、起こらせないようにすべきです。

 しかし、実際の修煉の中で気が付いたのですが、それらの夢で現れた様子を旧勢力が按排したことだと悟らない同修がいて、それを否定し、打ち破らなかったため、その按排を認めることになり、最終的には夢の中での状況が本当に現実の中で発生してしまったのです。

 私の知り合った同修が自分の見た夢のことを教えてくれましたが、それは法会に参加した十何人の同修が悪辣な警察に捕まり、彼女1人だけが抜け出した夢でした。しかし、目が覚めてから、彼女はただ自分の正念が強いということだけを思い、それは旧勢力の按排で、否定しなければならないとまで悟りませんでした。結局のところ、現実の中で、十何人の同修が法会を開く時、邪悪にこっそりと録画され、録画の中に彼女がいないため、他の十何人の同修が相次いで捕まりましたが、彼女だけが無事で、殆ど夢と同じ状況でした。こうして見ると、それも彼女は夢の中で現れた状況が旧勢力の按排であると悟らなかったため、否定しなかったのです。

 私も同じような夢を見たことがあります。一つは、私が真相資料を配った時、告発されたため、たくさんの警察がやってきましたが、私は正念で抜け出したという夢であり、もう一つは私が真相資料を配布し終わってから帰る途中で知り合いに出会い、私が警察に指名手配され、いたるところに私の写真を貼っていると教えてくれ、家に帰ると、もう警察がそこで待ち構えているという夢でした。この二つの夢はいずれもとても鮮明でした。私は目が覚めてから、それは旧勢力の按排であると直ぐ悟り、旧勢力の全ての按排を全面的に否定し、師父の按排された道しか歩まない、夢の中でのことを現実の中で起こらせないという強大な一念を発しました。また高密度に正念を発し、邪悪を取り除きました。その結果、現実の中ではそんなことは起こりませんでした。それから、自分が犬に噛まれた夢を見た同修がいます。目が覚めてから、もしそれが旧勢力の按排だったら、徹底的に否定しなければならないと思いました。そうすると、昼間ある同修と出会ったとき、無意識の内にその同修が尾行されている事を見つけました。そこで、そのことをその同修に教え、2人は正念で振り切ったのです。

 師父は「空間の中の邪悪生命は確かに少なくなりました。それによって、邪悪生命は既に広範にわたる迫害と妨害をもたらすことができなくなりました。しかし、邪悪生命が存在している限り、学習者が十分認識していないところと考えの中の執着のあるところを妨害するのです」(「各地での説法 三」『大ニューヨーク地区法会での説法と法の解説』)とおっしゃいました。だから、夢の中で現れたことが旧勢力の按排であると悟らない時、それも「十分認識していないところ」を邪悪に隙に付け入られたことになるのではないかと思っていま

 す。そのため、この問題について皆さんと交流したく、共にこの方面の認識を修正し、邪悪に隙に付け入られないようにして、損失を減らし、三つのことをよく行い、衆生を救い済度して、前史の大願を成し遂げましょう!

 もし不適当なところがありましたら、慈悲なるご指摘をお願いします。

 2007年12月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/24/168915.html