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米国南部のキャンパスで人権集会が行われた(写真)

(明慧日本)枯葉が舞う2007年12月1日、ミシシッピー州立大学は初冬の暖かい日差しに照らされていた。赤レンガの建物の合間にある芝生で、法輪功修煉者は、法輪功迫害真相調査連盟(CIPEG)による人権聖火リレー開催を通知する集会に参加した。この活動は、法輪功修煉者からの臓器摘出という中国共産党の蛮行を、より多くの人に知らせるためのものである。

「人権聖火リレー開催を通知する集会

中国で起きている、法輪功修煉者に対する残酷な迫害に抗議するため、通り掛った学生たちはサインした
中国で起きている、法輪功修煉者に対する残酷な迫害に抗議するため、通り掛った学生たちはサインした

 集会では、「オリンピックと人道に反する罪が同時に中国で行われてはならないと、大きな英文字で表示されていた。臓器摘出の模擬実演は人々の目を奪った。スタークビル市の市議員と秘書も支持の声を送った。

 経済を優先させ、人権を見過ごしてはならない

 「世界の人々は、中国で起こっているこのようなことを知るべきだと思う」、「フランスの首相が中国を訪ねたが、中国共産党政権を怒らせたくないため、人権問題に触れなかった」、「世界各国は人権問題に対して、中国政権にプレッシャーをかけるべきだ」と、フランスからの留学生は話した。

 中国の現状は米国に影響を与える


スタークビル市の市長長秘書が演説

 スタークビル市の市長秘書は集会で演説した。彼女はマイクを持ちながら、臓器摘出の模擬実演を振り向いて見た。「私の中では、これはただ残虐であるだけでなく、極悪です。」「医者たちは狂ってしまったのでしょうか? 悲しいです。なぜこのようなことができるのでしょうか? もしこの集会が、今中国で起こっていることをもっとたくさんの人々を知らせたら、人々は喜びます」。彼女は人権聖火リレーのためにデザインしたTシャツを着ており、「オリンピックと人道に反する罪が同時に中国で行われてはならない」と書かれていた。

 ミシシッピー州立大学の学生たちは中国の人権問題について関心を持っている

 栄養学科の学生は署名をした後、中国と米国の貿易関係と中国の人権問題について次のように話した。「悲しいです。米国と中国の貿易交流は頻繁だが、今中国で起こっていることをもっとたくさんの人々に知らせるべきだと思う。米国で暮らしている人は、世界中全ての人がみな私たちと同じような人権と自由を持っていると思い込んでいる。だからそんなことを見たくないし、向き合いたくもないが、しかしもう夢から醒めないと・・・」。

 今中国で起きている、法輪功修煉者に対する残酷な迫害に抗議するため、通りかかった学生たちは署名をした。

 2007年12月27日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/3/167685.html
(英語: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/12/6/91887.html