日本明慧
■印刷版   

重慶市:趙家芳さんは迫害により失明、その後、薬物を注射されて死亡

(明慧日本)2001年8月、法輪功修煉者・趙家芳さんはキ江県公安局第一科・松礦公安出張所の警官と聯防隊により、自宅から連行され、キ江県留置場に不法に監禁された。その後いわゆる「法律執行妨害罪」で懲役8年6カ月の重刑を科され、永川労働改造農場に送られて迫害された。農場での迫害で両眼とも失明し、三度意識を失い倒れた。病院で警察は医師に命令し、不明な薬物を趙さんに注射した。その後、突然の酷い呼吸困難状態に陥り、警察により自宅に帰されたが、2007年12月21日3時40分に亡くなった。

 趙家芳さん(64歳女性)は、キ江県松藻石炭鉱産松南路に住み、1996年10月から法輪功の修煉を始めた。修煉後、法輪功の教えに従い、自分に厳しく要求して道徳心を向上させ、患っていたさまざまな病気が痕もなく消えた。

 1999年7.20、江沢民集団による法輪功への迫害が開始され、全国のマスメディアはすべて、ただ中国共産党だけの代弁者となり、法輪功への「批判」(根拠のない虚言だらけの繰り返し)を開始した。趙家芳さんは法輪功の真相を伝えるために、1999年末に上京した。しかし、国民が政府に真実を訴えただけで、北京の警察に強制連行され、地元のキ江県公安局松礦公安出張所の指導員・楊明宇に引き渡され、キ江県留置場に送られ、30日間不法に監禁された。

 釈放され自宅に戻ると、松礦公安出張所の楊明宇、余正明は趙さんから北京に出張した際の旅費として、合計3千元を要求された。支払わなければ夫が毎月支給されているわずかな退職金を没収すると脅迫した。

 2001年8月、 キ江県公安局第一科松礦公安出張所の警官・何信強は数人の警官と聯防隊員らを率いて、趙さんの自宅に押し入り、趙さんをキ江県留置場に強制連行し、交替で拷問を繰り返した。結局、何も得られず、狼狽した警官は趙さんをいわゆる「法律執行妨害罪」で懲役8年6カ月の重罪に処し、永川労働改造農場に拘禁し、迫害した。

 永川労働改造農場では、趙さんは動物のように扱われ、長期にわたって残虐な迫害を受けた。長時間過酷な労働を強要され、視力が落ちて物がはっきり見えなくなったにもかかわらず、奴隷のように虐待され、三度も意識を失って地面に倒れた。農場の警官はそれを見て見ぬ振りをしていた。周りの人々が強く反発し、農場側は仕方なく病院に搬送した。病院で警官は医師に指示し、趙さんに何か不明な薬物を注射した。注射後、趙さんは急に呼吸困難な状態に陥り、結局2007年12月21日、冤罪を晴らせないまま、趙さんはこの世を去った。中国共産党によって、1人の「真・善・忍」を信奉した善良な人が亡くなった。

 2007年12月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/28/169187.html