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吉林省:楡樹市の法輪功修煉者・劉会君さんは迫害されて亡くなった

(明慧日本)劉会君さん(70歳女性)は、吉林省楡樹市住宅会社の退職者で、1996年に法輪功の修煉を始めた。

 1999年7.20に中国共産党による法輪功への迫害が始まってから、劉さんは数回上京し、法輪功の真相を伝え、迫害は間違っていることを訴えたため、強制連行された。ある時、北京市の某留置場に監禁されたが、7日間絶食を続けて不法な監禁に抗議し、釈放された。2000年の春、上京して現地の公安局の政保科に連行され、現地留置場に1カ月以上不法に監禁され、さらに千元を没収された。

 2003年2月28日、劉さんは自宅に押し入って来た正陽公安出張所の警官により強制連行された。当時、修煉者ではない夫も一緒に留置場に連行された。劉さんは国保大隊の張徳清、石海林、もう1人の自分は長春公安第一処から来たという張震らに拷問された。彼らは2カ月間様々な拷問と虐待を加えた後、悪名高い黒嘴子労働教養所に移送して引き続き迫害しようとした。拷問と虐待により体は酷くダメージを受けており、健康状態がここに入る条件を満たさなかったので、労教所は受け入れを拒否した。楡樹市国保大隊の警官はさらに1500元を没収してから釈放した。

 その後、劉さんは時々自宅に侵入してくる警官により、日常生活をかき乱された。2004年の冬、警官の張徳清、石海林は劉さんの息子の自宅の玄関で待ち伏せ、家から出て来る劉さんを国保大隊に連行した。拷問していた最中、劉さんはショックを受け、意識を失ったために釈放された。

 この数年間、中国共産党は経済的にも、精神的、肉体的にも劉さんを繰り返し迫害したため、毎日極度の恐怖と迫害の中で生きてきた劉会君さんは、うつ病や肝臓癌を患って、2007年12月19日朝2時頃、冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 2007年12月29日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2007/12/29/169219.html