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公演チケットの売れ行きがなぜ悪いのか


 文/中国大陸の大法弟子

(明慧日本)最近ニューヨークでの公演チケットの販売促進を妨害する要素を取り除くために、「正念」を発しましたが、威力が無く、目標に到達できず、邪悪がまだはびこっているように感じました。よく見ると、驚いたことに、たくさんの「大法弟子」が邪悪に混じっていて、邪悪にエネルギーを注ぎ込んでいるのです。両軍が対峙しているのに、「大法弟子」が邪悪を応援しているなど、それはただ事ではありません。ですから、公演チケットの売れ行きが悪かったのだと思いました。

 きょう、法を学んだ時、師父が『二〇〇七年ニューヨーク法会での説法』の中で「大法弟子は自分がしっかり行なうことができなければ、衆生を救い済度することができません。自分がしっかり行なうことができなければ、どのように衆生を救い済度するのでしょうか? あなたが発した念は全部、正しくないもので、どのように衆生を救い済度することを行なうのでしょうか? 邪悪を手伝っていると同じです」を学びました。

 ご周知のように、三界以内の如何なることも皆大法弟子の心によって促成されたのです。師父もまた「卻(かえって)心悪き人自から敗れる」(『洪吟 二』<哀(かなしむ)別(なかれ)>)という理屈を明らかに教えてくださいました。私たちは心がまだ放下できず、不正な考えを持っていた為に、このような結果をもたらしたのでしょうか? 色々な人心の表現を羅列しましたが、皆で内に向けてこのような人心を持っているかどうかを探し、若し持っているならば、早くそれを取り除くようにしましょう。

 ニューヨークで10数回の公演があり、12万枚の公演チケットを販売しなければならないと聞いた時、我々の反応はどうだったでしょうか。もし第一に、念が正しくなければ、無意識の内に販売促進の困難さを増やすことになるのです。「こんなに多くの公演チケットは…、力相応に事を行うべきではないか」と言っている同修がいますが、邪悪はこれを聞いたら、「ほら、自分も身の程を知らないと言っているではないか。じゃ、我々と同じ考えかただ」となってしまうのです。ニューヨークの大法弟子はきっと圧力を感じていると思います。

 「師父」もそこにいらっしゃるし、「正神」も手伝ってくれているので、我々はやはり地元のことをよく行うだけでいいと言っている同修もいます。邪悪はそれを聞いたら、「よし、彼らはまだ(脈も無ければ、つぼもない)一つの全体という境地にまでやり遂げていないのだ。我々は兵力をニューヨークに集約することができるのだ、ニューヨークを攻め落としてから、各個を撃破しよう」となるのです。口では何も言わず、心の中で「また公演チケットの販売促進だ。もううんざりだ。勝手にしろ。私も仕事が多くあり、どちらも大法のプロジェクトなのだから、同じ法を実証することではないか」と不満に思っている同修もいます。邪悪がそれを知ると、「彼は芸術祭に反対しているのだ。反対派だ、我々の仲間なのだ(少なくともこのことに関して)」となってしまいます。

 「大法弟子はいつも奇跡を作っているではないか、大丈夫だ。最後になってきっと売り切れるのだ」。と言っている同修がいます。邪悪はそれを聞くと、「これは正念とは言えないのではないか。この人は何もやっていない。よし、少なくとも我々のことに反対しないのだ」となってしまうのです。

 ニューヨークは急を告げていますが、「なぜいつも応援が必要なのだろう。行っても何も手伝えないのではないか。まあ、しょうがないからやはり行こう」と思っている同修がいますが、邪悪はこれを見ると、「不本意で来ているものだから、少なくとも戦力を半分減らした」となってしまうのです。また多くの古い「大法弟子」は、いろいろなことを担当しているのか、とても関わる事が出来ないようです。このように色々考えている同修がいますが、まだこの考えを持っているならば、早く放下しようではありませんか。それは邪悪の言いなりになり、我々の発した功力を相殺しているのです。

 「神韻芸術祭」は、その場にいる60数万の観客を救い済度するだけでなく、芸術祭を企画する過程でスポンサー、褒賞してくれる政治家、宣伝を行ってくれるマスコミ機関、及び芸術祭の情報を積極的に受け取る衆生も救われることになり、その数は何億にも上ることでしょう。その衆生を救い済度することの規模はなんと雄大なことでしょう。

 この世が法によって正される前に師父が自ら導いてくださったプロジェクトです。数千万年前に人間が一番険悪なこの時期に、「師父に手伝い」「法を正す」という誓いを立てました。私たちも、当時立てた誓約を実践し、自分の責任を全うしなければなりません。同じくこの世に降りてきた「神」ですが、未だに「法船」に乗っていない、高次元の生命だった世の人々に比べて、私たちはなんと幸運なことでしょう。

 師父は、これらの生命に慈悲深く、私たちと同じように大法によって、救い済度されることを堅く信じ、またこの世に降りてきた「衆神」が壊滅されることを見るに忍びないのです。私たちがもっと力を入れることにより、無数の「大窮」の中で救い済度されることを、待っている衆生がそれによって救われるかもしれません。師父も、また宇宙で最も輝かしい栄誉を授けて下さいました。私たちは世の中での金銭、勢力、時間と肉体の損失に、拘わっていていいのでしょうか?

 「神韻芸術祭」は、我々誰もが「自我」を放下し、全体を協力するプロジェクトであり、私たちができるだけ早く、人心や執着を取り除くことの、環境を提供してくれたのです。大法弟子がますます精進し、成熟になり、芸術祭が世界各地で成功に行われるに従って、邪悪の要素が大規模に「解体」し、三界内の衆生を救い済度することの情勢も、ますますよくなってくるに違いありません。その中には、勿論中国大陸も含まれています。しかし、その前提として我々は、大法の基準に符合した行動を取らなければなりません。

 大陸の大法弟子よ、我々は大法弟子の主体であり、我々の発した正念は比類のない強大なものです。ニューヨークはそんなに遠くありません。台湾の大法弟子よ、これから台湾でも芸術祭が行われますが、皆さんでニューヨークに焦点を合わせて「正念」を発しましょう! 

 全世界の大法弟子よ、皆で最も強大な「正念」を発して、ニューヨークでの邪悪を根絶しましょう! 我々の法に符合した認識に基づいて発した功能は、瞬く間に全ての邪悪を根絶できるのです。

 個人の会得ですが、慈悲なるご指摘をお願いします。

 2007年12月30日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2007/12/14/168409.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/12/19/92266.html