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遼寧省:調兵山市の張道宝さん、孫秀臣さんは不法な判決を受ける

(明慧日本)2007年10月12日、遼寧省調兵山市の法輪功修煉者・張道宝さんと孫秀臣さんは中国共産党に根拠のない罪を着せられ、それぞれ懲役5年と3年の不法な判決を下された。張道宝さんと孫秀臣さんはそれを承服せず、それぞれ高弁護士と白弁護士に依頼して、鉄嶺中等裁判所に上訴した。2人の弁護士は、判決に使用した案件の資料を全部読んだ後、今回の一審判決は事実とほど遠いものであり、根拠もなく法律を適用したことで、大きな問題が存在すると指摘し、無罪弁護をするべきだという意見を取りまとめた。しかし残念なことに、鉄嶺中等裁判所は法律条文を根拠にすることはなく、地元の関係機関は釈放を望んでいないという理由で上訴を却下し、一審判決を認めた。

 張道宝さんは7月19日の夜、歩いているところを防暴大隊・歴洪明、秦剛、姜立国らに不法に連行され国保大隊に引き渡された。国保大隊では、拷問、体罰、騙し、誘惑など様々な卑劣な手口を使って、判決の「証拠」を作ったという。

 孫秀臣さんは7月27日、バイクで自宅に帰る途中、道路交通警察に連行され国保大隊に引き渡されたが、家族の強い反対で警察は釈放した。しかし、何の理由もなく通勤途中の孫さんを、再び強制連行して懲役3年という不法な判決を下した。孫さんの妻は圧力を受けても自分の信奉を放棄しないため、現在なお、瀋陽の刑務所で監禁されている。

 鉄嶺中等裁判所は法律を執行する立場なのに、自ら「強権政治」という、法律と事実を無視し、調査も行わないまま、罪もない国民を中国共産党の独裁政権の犠牲者にしている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2007年12月31日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2007/12/29/169240.html