日本明慧
■印刷版   

裁判所は腫瘍に患っている李秀敏さんの仮釈放を阻止

(明慧日本)河北省石家荘市の法輪功修煉者・李秀敏さんは、邪悪な役人に連行されて8カ月になり、腫瘍に罹っている。新華公安支局の国保大隊長・樊知謀の指示の下で、新華区検察院の訴訟逮捕課に報告され、新華区裁判所の少年司法官の丁虹および「610弁公室」は密談し、李秀敏さんは不法に5年の刑罰を下された。李秀敏さんは石家庄市中級法院に上訴したが、刑事第2裁判所の司法官・王英辰は、李秀敏さんの状況を無視して、いまだに李秀敏さんの仮釈放を許可しない。 

 李秀敏さんは小さいときから体が弱く、病気がちだったが、1995年に法輪功を修煉してから、病がすべて消えて、心も明るくなり、4年連続して「優秀労働者」に選ばれた。家族仲が良く、友達や親戚も喜んでいた。しかし、中国共産党は法輪功を迫害して8年余りの中で、李秀敏さんは延べ4年余りの強制労働教養を受け、労動教養所の中で残虐な迫害を被り、巨大な精神的なプレッシャーを受け、体はいろいろな病気に罹った。 

 2007年5月23日晩、石家荘の法輪功修煉者・李秀敏さんは他の法輪功修煉者とともに、西三荘の治安と保衛の民兵・李慶晨、付文凱、張振剛、葛文林と新華公安支局の上城派出所に連行された、李慶晨は現場で強行に身元を捜査し李秀敏さんの顔面を殴った。晩に看守の警官は手錠の鍵がなくなったことを口実に、李秀敏さんを便所にも行かせなかった。上城派出所の指導員・郭連喜は中国共産党に唆されて、5月25日午後に2人の法輪功修煉者を石家荘第2留置場に不法に拘禁した。 

 2007年7月19日、石家庄市第2留置場は電話で李秀敏さんの家族に、李秀敏さんの眼底が深刻に損傷し、網膜炎、顔面神経の麻痺が再発し、腹痛のため、李秀敏さんの健康診断をさせるためのお金を出すように知らせてきた。留置場は8月にすでに李秀敏さんの腫瘍と目の病状を新華区裁判所に報告したと述べた。

 2007年9月26日、新華区裁判所が開廷した時、法廷が指定した弁護士・李二莉は、李秀敏さんは眼の病気を患って、視力が弱くなり、第2留置場の提出した病状報告の中にすべて記録してあるように、子宮の腫瘍、下腹痛、下半身の経常的な出血、経常的頭痛、腰痛も伴い、緊急治療が必要だと述べた。家族はその場で李秀敏さんが速く歩くことが出来ず、体が弱く痩せこけて、顔色が悪いのを見た。開廷する前に、新華区裁判所はかつて市の中級裁判所に李秀敏さんの保証人を立て仮釈放の報告をしたことがあるが、中級裁判所は許可しなかったという 。

 今李秀敏さんは腸や、すい臓がいつも痛み、すでに3、4カ月続いている、留置場の医者は中に腫瘍があると言う。病院の最終診断は、子宮の中に2つの腫瘍があり、ひとつは子宮内膜の中で拡がり、経常的な腹痛、下半身出血を招いている。目の痛み、視力低下はすでに8カ月続き、痛いときは眼球を掘られるように感じ、すでに頭、顔まで広がり、耳元と歯までも痛くなり、晩には寝られなくなった。 

 2007年7月19日に、娘の体が悪くなったことを知った李秀敏さんの70歳近い両親は、娘の為に保証人を立てて仮釈放をあっちこっちに頼んだ。娘の病状は日に日に悪化しつつあり、命が危篤状態に陥ったため、2人の両親は娘の病状が気になって、寝ても覚めても不安でいっぱいになり、父親はのぼせて毎日食欲不振となり、ベッドに寝ついている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年1月25日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/1/24/170977.html