黒竜江省ジャムス:邱玉霞さんと娘が「610弁公室」に強制連行された
(明慧日本)2007年12月13日朝6時50分ごろ、黒竜江省ジャムス郊外の公安支・長虹出張所副所長・藤岩が率いる3人の警察らは、法輪功修煉者・邱玉霞さん宅に侵入し、邱玉霞さんを強制連行した。さらにパソコン、プリンタ、CDRコピー機、DVDプレイヤーなどの家財と現金2000元以上、貯金3万元の通帳、身分証明書、職場のネームプレートなどを没収した。当日午前10時ごろ、邱玉霞さんの娘の馬多さんは勤務先(中国移動通信会社ジャムス子会社)で警察に強制連行された。午後3時、親子二人が留置場に強制連行された。
以下は、邱玉霞さんと馬多さんの家族が関係部門に釈放を要求したことに対する記事である。
2007年12月18日、邱玉霞さんの家族はジャムス市公安局を訪れた。勤務中の女性の警察が対応した。彼女は家族に対して「実際にかかわった公安出張所に行け」と言った。長虹出張所に行くと、このことはすでに上層部に届けているので、我々と関係ないと言う。このように、誰もが責任を取ろうとしない。
12月29日、長虹出張所から邱玉霞さんの家族に、出張所に来るようにとの連絡があった。その時、出張所は邱玉霞さんの健康診断を終えていた。血圧が200以上に達していた。危険を感じた公安出張所は責任を逃れるために、家族に対して、2万元払えばその日の午後3時にでも釈放できるともちかけ、もし夕方6時までに1万元だけでも払えば、直ちに釈放できるとした。家族はこの詐欺行為を拒否したため、警察らはずっとお金の交渉をしていて、結局その日は釈放しなかった。翌日昼ごろ、家族に1千元以上を払わせて、邱玉霞さんを釈放した。
2008年1月4日午前、邱玉霞さんの家族は長虹出張所に不法に没収された自分の財産を取り戻すために、出張所を訪れた。家族は法輪功の真相を知っており、警察の没収行為は銀行強盗と全く同じだと攻めた。理屈の通らない警察らは、取りあえず仕方なく家族に通帳、VCDコピー機、身分証などの一部の財産を返した。
2008年1月5日、馬多さんの家族は郊外公安支局を訪れ、馬多さんの行方を尋ねた。家族は公安支局に対して、法輪功を修煉して健康になれることは間違いない。心を修煉してもっと良い人間になるとした馬多さんに罪はない。馬多さんの職場の上司と同僚も皆、馬多さんはとても良い人であると認めていると説明した。公安支局の責任者の王主任は家族に対して、「意見と異議があれば裁判所に行って言え、弁護士を雇って言え」と乱暴に対応した。所長と名乗る者は、「法輪功」だから拉致したと言った。これは明らかに、警察は法律に基づいて行動するのではなく、中国共産党の中央の幹部の個人の意志で行動していることを証明したことになる。
1月14日、情報に詳しい人の話によると、ジャムス市の「610弁公室」は馬多さんを不法に厳しく罰する(判決)つもりであるという。また、邱玉霞さんを再び拉致する陰謀計画もあるという。
1月24日午前9時、馬多さんの家族はジャムス市政府の「610弁公室」を訪れ、馬多さんのことを尋ねると、相手は避けて、この件に関して何も話そうとしなかった。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)
2008年1月25日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/25/171043.html)
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