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中国共産党山西省汾(フン)西県“610弁公室”の二人の命にかかわる数々の犯行

(明慧日本)2008年1月、3年間不法に監禁された山西省汾(フン)西県の法輪功修煉者・王秀敏さんは、迫害されて生活が窮地に陥ったので、職場に対して仕事の復帰と給料の支払いを求めている。また、今までの給料を全額支払うように要求もした。それに対して、汾西県「610弁公室」は大胆に関係機関に「汾西県610指導部」とした署名の文書を配布している。

 汾西県「610弁公室」の文書では、王さんを引き続き監視する組織と人員を直接に明示しているのは、町内会、町内(区)の共産党委員会、地元公安出張所、県公安局国保大隊などである。これらの人たちを県「610弁公室」指導部と中国共産党省汾西県常務委員会に集めた。

 王秀敏さん(女性)は、大学卒業後、1999年まで汾西県農協(委員会)事務室に勤務していた。法輪功を修煉し始め「真・善・忍」を信奉しているということで、中国共産党省汾西県常務委員会から給料をカットされていた。残りの分の給料は、汾西県「610弁公室」に没収されていた。さらに、江沢民邪悪集団に忠誠心を持つ汾西県の悪人によって、懲役3年の不法な判決を科されて、楡(ユ)次刑務所に監禁され、様々な残虐な迫害を受けた。現在3年の刑期を終えて自宅に戻ったが心身ともに大きなダメージを受けている。

 郭福竜さん(63歳男性)は、汾西県它支郷の農村の医師である。1999年〜2000年の間、法輪功の真相を伝えたことで、数回不法に監禁された。その間、悪辣な人たち、綽名が(臨汾娃)という、張ビン、閻(エン)玉喜、趙韶峯らに酷く猛打されるなどの暴行を受けた。2年間の監禁中に何度も暴行を受けた。下半身が不自由になってしまい、歩行困難となり自力での生活ができなくなった。7年間絶えず迫害を繰り返された郭福竜さんは、2006年旧暦の11月23日に冤罪を晴らせないままこの世を去った。

 郭菊庭さん(男性)は、汾西県桑原郷の法輪功修煉者である。1999年7月20日以降、数回不法に強制連行され監禁された。労働教養も強いられた。3回、不法な判決を繰り返され、7年間も監禁され迫害された。残虐な迫害を受けたため、精神状態が不安定となり、私生活も追い詰められ家庭は崩壊してしまった。家を失い、身を落ち着けるところもなく困難な放浪生活を強いられた。

 2006年春、郭菊庭さんは山の洞窟内で遺体となって発見された。最後に妹に残した言葉によると、自分は様々な残酷な迫害を受け、もうこれ以上耐えられなくなったということだった。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年1月26日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/1/26/171126.html