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オタワの華人観客:神韻芸術団の公演を鑑賞して、心身に不思議な変化(写真)

(明慧日本)2008年1月13、14日、神韻芸術団がカナダのオタワで全世界華人新年祝賀祭を公演した際、上演中、ある華人観客らは心身ともに不思議な変化が起きていた。
華人観客・西洋人観客を問わず、観客は強く惹きつけられた


 70代の老人の身体に起きた奇跡 

 カナタ(kanata)に住む李さんと家族全員は公演を鑑賞した後に、記者を訪ね、公演を鑑賞し終わった時に父親の心身に起きた変化を教えてくれた。

 昨年、新唐人テレビが全世界華人新年祝賀祭を開催することを知った李さんは早速、父親と家族全員のチケットを購入したが、父親の体調があまり望ましくなかったため、取りやめた。大変残念に思っていた李さんは今年、再びチケットを購入し、年老いた父に祝賀祭を見せたいと願った。

 李さんのお父さんは今78歳、北京からやって来た。筋肉萎縮のため、食物を飲み込むことに障害があり、一日中、飲むことができず、食べられずに点滴に頼る状態で、気管の筋肉が萎縮するにつれ、何分かおきに咳き込んだ。また、流動食をとっているせいで、夜中も頻繁にトイレに行くという。

 父親の咳を配慮し、ほかの観客に迷惑をかけないため、一番うしろの入り口付近に席を取った。

 「でも、奇跡が起きたの。2時間の公演の間、父は1回も咳が出なかった。トイレにも行かず、穏やかにショーを最後まで観た、本当に信じられないわ」と李さんは言った。

 「父はとても心地が良かったというわ。夜1回しか起きなかったし、とても寝心地が良くて、一晩中夢の中で公演を観たというの。父に起きた変化は本当に不思議よ」と李さんは続けて言った。

 「父は全ての演目を気に入っている。特に『善念結佛縁』という演目が一番好きで、法輪功が中国当局に迫害されていることをテーマにした踊りも好きだった。中国当局が法輪功にこのような迫害を加えるなんて、本当にいけないって父が言ったわ」と李さんが教えた。

 心臓補助装置をつけた鄭さんは一番前の列に座った

 鄭さんは北京から来た。心臓が弱いため、1994年から心臓補助装置をつけ始めた。今回オタワに住む娘に会いにオタワにやって来た、娘は家族全員に神韻のチケットを購入し、一家を連れて鑑賞に来た。

 ちょっとした手違いで、鄭さんの席が最前列になった。娘は普段母親がとても音に敏感なことを知っていて、孫娘がピアノを練習する音でさえ心臓がどきどきする母をちょっと心配した。

 鄭さんの娘さんがインタービューを受けた時「私は本当に心配した、ある踊りの太鼓の音がとても大きかったから。でも私の心配は要らなかった。母の具合は悪くならなかったばかりか、まったく逆に、ショーを観れば観るほど夢中になり、音楽を聴けば聞くほど陶酔した」と記者に話した。

 鄭さんは「幕が開くと同時に、私は涙が溢れてきて、心の底から感動し、涙ながらに最後まで鑑賞した。体もとても楽だった、本当に不思議だ」と教えた。

 「もし中国大陸の人々が今回の公演を観たらどんなに幸せだろう」

 中国から来た辛さんは公演を鑑賞した3日目に興奮した声で記者に「私の足が治った」と教えた、特に「治った」と言ったとき、わざと伸ばして強調した。喜色満面でご機嫌だった。

 辛さんは「私は半身不随の後遺症があり、もう5年になる。いつも右足はびっこを引いて歩くので、とても不便だったのに、公演を観た当日(14日)、階段を登るとき、足を上げることができるようになった」と話した。

 辛さんは何かを悟ったように言った。「会場に入ってからリラックスできた。ある瑞祥な雰囲気が漂っていた。体全身が軽やかになり、夜中の3時まで眠気がしなかった。普段なら11時にはもう目を開けていられないのに、私は本当に幸運だ。もし中国大陸の人々が今回の公演を観られたらどんなに幸せだろう!」。

 どの演目が一番のお気に入りかを尋ねると、辛さんは「どの演目も飽きの来ない素晴らしさを持っている。歌手の歌唱力も世界的レベルだと思うし、ダンサーたちの動きは仙人のようだった」と話した、辛さんはもし機会があればまた神韻の公演を観に行きたいと話した。

 ソフトウエア・エンジエニア:「これなら、値段以上の価値があった

 オタワのソフトウエア開発会社に勤めるソフトウエア・エンジエニアの瑞さんは奥さんと初めて神韻の公演を観た。記者に「公演を観て、チケットの価値を超えたものを感じた。精彩が溢れる作品だった。中国を出て、本当に優れた中国伝統文化芸術の巧みで完璧な公演を初めて目にした。演技、衣装、音楽、バックスクリーン、すべて一流で、素晴らしかった」と話した。

 瑞さんの最もお気に入りは唐鼓舞だという「迫力満点で震撼させられた」。

 以前、瑞さんは中国当局の宣伝の影響で、法輪功に疑問を抱いていたが、この公演を観て、考えを改めた。

 瑞さんは「中国政府や、大使館官員が本来、当然のことながら中国伝統文化を海外で発揚する役割を果たすと思っていたが、しかし、今日に至り、堕落した中国の官員は自己の利益をはかることしか考えなくなったほか、海外で中国伝統文化の促進を無視し、さらに促進する支持者を妨害するような作用を働いた。著しい対照をなしている、これらの善良な法輪功修煉者は中国当局の長年に亘る弾圧に直面して、迫害を受けていても、逆境にめげず、中華文化の発揚に貢献している。大したものだ、敬服します」と話した。

 マレーシア華僑「家の子に教えたい、自分が中国人であることを誇りに思う」

 14日、公演が終わった後、記者はマレーシアの華僑・黄さんを取材することができた、マレーシア駐カナダ大使館に勤めている黄さんは「公演は本当に素晴らしかった、今日のプログラムは良かったと思います、家の子に教えたい。自分が中国人であることを誇りに思う」と答えてくれた。

 中国の瀋陽市から親族を訪問しに来た退職教師・劉さんは記者のインタービューに喜んで答えてくれた。「この様な公演は国内で上演するものとまったく違いますね。これが正に真の中華伝統文化だと思います」。

 神韻芸術団のオタワでの2回の公演は観客が4千人で、場内の観客の雰囲気は熱烈だった、幕が閉じられた後、殆どの観客が立ち上がり、拍手で出演者に敬意を表した。

 2008年1月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/18/170613.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/1/21/93464.html