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ワシントンNPO法輪大法学会の公開状 中国共産党の神韻公演への撹乱行為に抗議

(明慧日本)

 中華人民共和国駐アメリカ大使館

 中国駐米大使・周文重氏、中国駐米大使館・領事館の官員の皆様

 いよいよ中国の旧正月が近づいてきました。われわれ華人の最も重要な伝統的祝日であります。華人として、私達はずっと自分たちの5千年の文化を国際社会に普く知っていただくことを望んでおり、そして私たちが中華民族の深遠広大な歴史的伝統文化及び伝統芸術を一層発展高揚すべく努力しています。

 神韻芸術団が主演し、法輪大法学会と新唐人テレビが主催している全世界華人新年祝賀祭はこれらの巧みで完璧な公演を通じて、広大で奥深い中華文化を広げています。2008年、神韻芸術団は北米、ヨーロッパ、オーストラリア、アジアの65都市で巡回公演し、60万あまりの観客を見込んでいます。全世界華人新年祝賀祭は中国5千年の伝統文化を含め、中国の伝統文化を発展高揚しながら、中国の文化を理解し、学ぶよいチャンスとなり、観客から大好評を博しています。

 大陸からの観客は、「米国の主流社会に巨大な影響力を持つ神韻芸術団は、中国大陸へ公演に行くべきです。伝統的な文化、道徳、価値観の貴重な内包を持っており、今はほぼ消えてなくなり尽きようとしている古い中国に里帰りすべきです。同時に社会の道徳水準と精神文明の向上にも役に立ちます」と認識しています。

 長く海外に在住している華人の観客は、「神韻芸術団の公演は、本当に華人の最高レベルの芸術を代表することができます」、「その公演が呈した中華文化と伝統的な価値観はすべての中国人にとって忘れられず、放棄することができないものです」と述べ、彼らは中国の文化を誇りに思い、さらに心から中国人として誇りに思っています!

 西洋の観客は「公演中に伝わってきた誠実、善なる内包は人種を越え、すべての人が従うべき美徳です。東洋と西洋の共通の価値観です」と評価しました。この華人新年祝賀祭は中国の伝統文化を満載する大きな船であり、人々に芸術の実りと無限の文化の魅力を与えました。神韻は中国の伝統芸術を再生しました。しかしこのような祝賀祭、即ち歴史の長い中華の文化を再現する公演は、その文化の発祥地(中国)で公演することができず、人々は悲しく、そして不可思議に思っています。もっと理解できないのは、中華の伝統文化を海外で高揚することに協力すべき中国公使館の官員は、海外で中華民族の伝統文化芸術を高揚することを無視するばかりか、さらには妨害しています。神韻芸術団の素晴らしい公演は国内外の観客を深く惹きつけ、主流の音楽界の権威、トップレベルの芸術家たちにも高い評価を得ており、各界の反響が熱烈になっているところへ、裏では中国公使館の官員は米国の主流社会と華人のコミュニティに中傷と脅迫の手紙を送ったのです。

 妨害の事例

 ・2004年1月8日、中共のロサンゼルス領事館の官員・周暁バイはニューメキシコ州大学の教授に、新唐人テレビと全世界華人新年祝賀祭を中傷する手紙を送った。

 2006年12月12日、中共のロサンゼルス領事館の官員・周暁バイはカリフォルニア州の官員に、新唐人テレビを中傷し、全世界華人新年祝賀祭への出席を阻止する手紙を送った。その手紙には、周暁バイの英文サインがある。

 ・2007年12月、メリーランド州ボルチモアLyric Opera Houseのマネージャーは、中国領事館から撹乱する内容の電話を受けた。

 ・ニューヨーク州の下院議員・マイケル氏は昨年12月11日、中国領事館から署名無しのテレックスを受けた。そのテレックスの中に、中共の一貫した手口を用いて法輪功を中傷、攻撃し、しかも「中米関係」を持ち出し、いかなる方法でも神韻のホリデー・ワンダーズと新年祝賀祭への「支持」をしてはならないと脅迫した。

 ・フロリダ州の フォートローダーデール(Fort Lauderdale)市のジム・ノーグル(Jim Naugle)市長は、ヒューストン中国領事館からの新唐人テレビ、ホリデー・ワンダーズ及び法輪功を中傷する手紙を受けた。その中で、ホリデー・ワンダーズを支持すると市長の「個人の名誉」に影響を与えると脅迫した。手紙の署名には、ヒューストン中国領事館の領事・喬紅、さらに喬紅の中国語サインがあった。

 ・ヒューストンのある地方ラジオ放送局は中国領事館からの迷惑電話を受け、当ラジオ局が新年祝賀祭の情報を放送することを阻止する内容であった。

 ・カリフォルニア州オレンジ郡の郡政委員会主席のクリス・ノービー氏(Chris Norby)、サンディエゴの国会議員・スーザン・デービス氏(Susan Davis)とドナ・フライ氏(Donna Fry)の事務室はすべて撹乱の手紙を受け取った。

 ・ノースカロライナ州シャーロット(Charlotte)のオーウェンズ・オーディトリアム(Owens Auditorium)のマネージャーも、中国領事館からの迷惑電話を受けたことがある。

 ・中国公使館はまた秘かに、米国の華僑界に手紙あるいは口頭で、華僑に「いかなる方法でも神韻の公演を支持しないよう」、あるいは「全世界華人新年祝賀祭を観賞しないよう」脅迫した。

 ・米国ニュージャージー州の華夏中国語学校の分校のある理事会は、2007年に中国領事館に「新唐人に学校の中でチケットを売らせないよう」警告された。

 ・2007年12月、公演に招待された政府官員によると、彼らはシカゴの中国領事館からのファックスを受け取った。ファックスのテーマは「談話のポイント(Talking Points)」で、署名がなく日付もなかった。内容は法輪功に反対する宣伝、同時に議員に2008年1月23日より26日までのシカゴ、デトロイト、ミネアポリスの「新唐人全世界華人新年祝賀祭」に参加しないようにとの内容であった。

 ・今月の初め、以前在籍していたファラッドのある団体のために団体チケットを購入する予定だった大陸の人は、突然気が変わったという。そして秘かに新唐人のスタッフに、「私達が神韻の公演を見に行くことを中国共産党に知られたら、将来帰国する際にトラブルが起きるのが心配だ」と言った。

 ・1月21日夜11時ごろ、サンフランシスコの公演スタッフは、中国大陸からの撹乱の電話を受けた。その電話ではとても誹謗性のある言葉を使っていた。

 ・先日、日本の東京大学で、中国留学生の校友会は内部に電子メールが広がり、神韻芸術団の全世界華人新年祝賀祭のアジア最初となる日本公演を誹謗し、そして留学生に観賞しないように求めた。このメールは中国領事館の一貫した下品な言葉を使って、「全世界華人新年祝賀祭」を誹謗中傷し、その公演は「下心がある」と決め付けて、学生に「参与しない、宣伝しないこと」と脅した。

 ・2008年1月3日と15日、ソウルの慶煕大学の平和ホールと釜山KBSBUSINESSは、駐韓国の中国大使館の圧力を受け、一方的に劇場の公演契約を取り消した。

 神韻芸術団のホリデーワンダーズと新年祝賀祭は、中華文化の魅力を再現し、中国人の道徳、勇気、尊厳、卓絶した芸術による実績を呈しており、中国人の道徳感を蘇らせ、正統的な文化復興を促進し、中国人が失った自由、人権と尊厳を与え、華人全体の国際的地位を高め、世界各国の政治要員の華人に対する心の中のイメージを改善しました。中共の神韻公演に対する誹謗中傷こそ、華人に泥を塗る行為です。中共が、神韻芸術がリードする中華文化の全面的な復興を阻止することこそ、本当の反中国の行為です。

 中共政権が人の基本的な自由を剥奪し、すべての中国人に対する脅し(あなた達大使館領事館の官吏を含む)だけでなく、全世界に対する脅威にもなります。

 米国の自由信仰の国家精神を守り、私達が米国憲法で十分保護されている基本的な権利を行使するため、私達はすでに中国の官員・周暁バイ、喬紅らの外交の道化者の行為を報告しており、そして引き続き記録して、米国の国会、国務院、司法部、FBIなどの記録に載せるように提出しました。もし引き続き悪事を働くならば、私達はより一層の行動を取る権利を保留し、米国の民衆を発動して国連の外交慣例と米国の自由—人権立国の精神を犯した外交の道化者・周暁バイ、喬紅らを駆逐することも考えられます。

 私達は厳重に周暁バイ、喬紅ら中共外交官のごろつきの行為に抗議し、その真相を中国の民衆と国際社会に明らかにし、同時に、私達は中共の大使館領事館の官員に、邪悪に直面して沈黙するのではなく、堂々と立ち上がって正義と善を守り、自身を周暁バイ、喬紅らの悪人と区別するように、正々堂々と、良心の有する中国人になるように呼びかけます。

 米国の首都ワシントンD.C.法輪大法学会

 2008年1月28日

 2008年1月31日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/1/30/171403.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/1/30/93855.html