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内モンゴル:法輪功修煉者・スチンゴワさんが受けた迫害

(明慧日本)内モンゴル自治区通遼市の法輪功修煉者・スチンゴワさん(33歳女性)は、今までずっと図牧吉労働教養所に不法に監禁されている。

 スチンゴワさんは2000年に黒竜江大学物理学部を卒業する予定だった。1999年7.20中国共産党による迫害が始まると、彼女は上京し、法輪功の真相を政府に訴えた。それにより、大学から無理矢理に除籍され、卒業証書も取り下げられた。

 2001年、通遼市の610弁公室に連行され、15日間洗脳の迫害を受けた。その間、警察は彼女を死刑囚のように扱い、手錠、足かせをつけ、また手足と首を刑具で繋いだので、立つことも座ることもできず、苦しんだ。

 2004年正月16日、スチンゴワさんは再び、通遼市保康鎮公安局に連行された。警察は彼女と少し話があると騙して連行し、またも15日間監禁し迫害したあと、図牧吉労教所に連行し、不法に1年間も労教した。その時も何の手続きもなかった。

 スチンゴワさんは図牧吉労教所で様々な残虐な拷問と虐待を受け尽くした。例えば、2000年7月のある日、悪質な警官・劉慶芝はスチンゴワさんを殴り、首に重い怪我をさせた。当時、暴行を受け、動けなくなり、自力で生活もできなくなっていた。仕方なく、労教所は2004年11月彼女を釈放した。しかし、地元警察の白光華はずっと彼女を監視していた。

 2005年11月5日、スチンゴワさんは監視を逃れ、仕方なく自宅を離れ放浪生活を送るようになった。

 2006年6月3日、スチンゴワさんは吉林省で悪質な警察官に発見され、地元保康鎮公安局に連行された。翌日、警察は再び図牧吉労教所に連行した。労教所では直接いわゆる「転向班」に入れられ、残虐な拷問を受けた。警察は彼女に強制的に、いわゆる「三書」(法輪功の信仰をやめるという内容の三書)を書かせようと、順番に攻めた。座らせない、寝かせない、休ませないようにして、強制的に自作自演の 「天安門焼身自殺」のビデオを見せた。悪魔の関**は彼女が三書を拒否していることに腹を立て、頭を強く蹴って、口の下に5cmの大きな傷をつけた。今もまだ傷跡がはっきり残っている。洗脳班で1カ月間様々な残虐な拷問を受けた。

 2006年12月、上層部からの調査団が来た時、虐待の真相を言うのを恐れた労教所の警察官らは、スチンゴワさんを含む5人の法輪功修煉者を5階に連行し、密室に監禁して調査団から隠した。スチンゴワさんは今まで、いくら迫害を受けても、警察の不法な要求に一度も従ったことはない。

 2008年2月5日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/4/171759.html