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大法弟子の周りの人々

(明慧日本)ある大法弟子が私に2人の子供にまつわる物語を話してくれた。ある子は彼女と一緒に一時期大法を学んだが、そのうち修煉をやめて、ますます悪くなっていき、しばらくして、この子は出稼ぎに行った。

 同修の話によると、2人の子供は、天上に同じ母がいる(彼らの本当の母でしょう)、この大法弟子が法を得る前に、ある夢の中で、その天上の母は彼女に何度も、「必ずあの2人の子らを連れて戻ってきてください」と話した。修煉してからも、彼女はまた同じ夢を見た、しかし夢の中で、その天上の母は彼女に対して、お願いだからあの子達を助けてくださいと請い願った。そして彼女は夢から覚めた。

 2日前、この修煉者は再び夢の中で天上の母を見た。天上の母は泣きながら彼女に対して、「私の子供たちはもう救われないかもしれないところまで来た。どうか早く私の子供たちを助けてください」と懇願した。

 同修は夢から覚めたとき、初めて自分も泣いていたことに気づいた。彼女は泣きながら心の中で師父に対して、「師父! 私はどうすればよいのでしょうか?」と聞いた。そこである声が響いた「利欲に惑わされるな、利欲に惑わされるな」。

 数日後、同修はなんとしても出稼ぎの子供を連れ戻して、何があっても法輪功を学ばせると決意した。

 私はこの大法弟子の物語を聞いて、天上の母のあせる気持ちを感じた。特に大法弟子への期待の強さは、伝えられない気持ちだった。

 しかしこのことを通して、私たち大法弟子が背負う大きな使命をさらにしっかり認識しなければならない。特に大法弟子の周りの人々は、私たちとより深い縁があるのかもしれない。しかし私たちがしっかり法を学ばず、法理がはっきりしないため、師父が法を正す勢いに追いつかず、正念が弱いため、一部の同修の家族はいまだに大法に対して理解できず、大法弟子が法を実証することを妨害している。中には大法に反対する立場に立つようになった人もいた。

 私たちはしっかりと、どうすれば彼らを救えるのか、彼らを師父の法船につれて戻れるのかを熟考しなければならない。もしかすると、彼らの本当の親戚は天上で、彼らが戻ってくることを待っているのかもしれない。大法弟子が彼らの親戚を救ってくれるのを望んでいるのかもしれない。我々の周りの人々は、我々がいたから親戚になることを選んだのかもしれないのだ。

 2008年2月7日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/2/6/171865.html