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東京公演で観衆が精彩な公演を絶賛 (写真)

(明慧日本) 2月15日、神韻芸術団による神韻芸術祭の東京での三度目の公演が、文京シビックホールで開催され、観衆の喝采を浴びた。文京区は、東京大学など著名な教育機関が15校あり、教育の高峰として知られる。文京シビックホールは、日本でも有数のコンサートホールである。
観客で埋まる文京シビックセンターのホール


 パナマ共和国のアルフレド・マルティズ大使は、妻と観賞した。休憩時間に「出演者のパフォーマンスは完璧で、深く感銘を受けています」と語った。

パナマ共和国のアルフレド・マルティズ大使

 「均整・協調・象徴の面でどれも優れていました。私にとって公演で一番印象づけられているのは各パフォーマンスにおける象徴でした。生命、創造などの概念をどのように表現するかという点です。パフォーマンスのみならず、精神性を意味するこれらの象徴からも美しさが放たれています。中国語は分かりませんが、精神性は分かりました。とても嬉しく思っています。『嫦娥、月に奔る』『昇華する蓮』が私の好きな舞台です」と大使は語った。

 「太陽の話の舞台には本当に感銘を受けました。もう一つの、中国共産党の警官に殴打される女性たちの話は、心から印象づけられました。彼女が救われ、神仏の世界へ導かれたところが良いと感じました。興味深く本当に象徴的なパフォーマンスでした。最も重要なメッセージは、中国人がいかに精神性の高い人々であるかということだと受け止めました。」

 マルティズ大使は内面に穏やかさを感じながら会場を出た。「舞台から受け取ったメッセージは平和。私たち全てが理解できるメッセージだと思います。」

 衆議院議員である松本文明氏は、公演への挨拶で祝辞の手紙を贈られた。「真に『豊かになること』とは、単に経済的な裕福さのみではなく、時刻のすばらしい伝統文化を受け継ぎ、国民の誇りと心の豊かさを忘れないことにあるのではないでしょうか?全世界でご活躍中の華人の皆様方が、そのような熱い思いで育まれたからこそ、今日のような一大イベントへと発展を成し遂げられたものと思います。」

 文京区議会の橋本議長は、非常に精彩な公演だったと語り、それぞれの演目が美しく、微細で、色艶やかな、目がくらむほど美しいと評価した。橋本議長は勇壮な『大唐鼓吏』や故事に溢れた演目に感銘を受けていた。

文京区議会議長の橋本直和 氏

 東京大学大学院教養学部部長の小島憲道教授は前半を観賞した後、最も印象深かったのはソプラノ、素晴らしい歌声だったと話した。中国の歴史を表現する舞台では、中国人の心の中にある最も深いものが表わされていると感じたという。また、唐の時代は中国で文化的に最も栄え発達した時代であり、日本では遣唐使を通して唐文化を学んだことから、なぜ人々が唐の時代に傾倒するのかが理解できたと話した。

 天津大学で日本文化を教えたことのある民芸家の亀山さんは公演を見終わった後、全体的に素晴らしい舞台で、ソプラノとテノールの歌唱に最も感銘した、非常に高い水準だったと話した。そして、歌だけでも見に来る価値のある夜となったと絶賛した。

 東京公演の後、神韻芸術団は名古屋と大阪を巡演する。

 2008年2月19日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/2/16/172563.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/2/17/94450.html