日本明慧
■印刷版   

山東省の陸雪琴さんは青島警察に迫害され危篤

(明慧日本)2008年1月26日、陸雪琴さんは遼源道派出に連行され、今なお不法に拘禁されている。派出所内の陸雪琴さんは非常に寒い禁足室に閉じ込められ、その間、担当警官は彼女をずっと座らせたまま、8日間昼も夜も眠らせなかった。医学の常識では、睡眠は人間の最も基本的な生理的欲求であり、ずっと眠らせないと、5日目には命の危険が生じる。陸さんの意識は朦朧とした状態で、警官は彼女に内容も分からない紙に拇印を押すように強いた。そして、その後また陸さんを脅した。それ以外に、遼源道派出所の担当警官はまた陸雪琴さんを何度も殴打した。深刻な迫害を被ったため、陸雪琴さんはもともと健康な体であったのに、さまざまな病状が現れ、現在は命が危ぶまれている。

 以下は陸さんの具体的な病状である。

 (1)両足と腰が腫れて、排尿不能。2月5日に管を挿込し導尿し始めた。2月7日午前、家族の強い要求で、遼源道派出所の警察は陸雪琴さんを連れて青島海慈病院で検査を行った。両足に大きな血栓があり、現在左足が麻痺し、感覚がない。腰の腫れがすでに肺部まで広がり、危篤状態に陥った。医者は患者を直ちに入院させるよう求めたが、遼源道派出所の警察は合意しなかった。陸雪琴さんの病状が益々悪化したため、2月7日午後、また青島市立病院まで行き再び検査を行った。当院の医者も患者の入院治療を求めたが、しかし遼源道派出所の警察はやはり拒否した。結局医者は10本の点滴の処方した。2月7日晩から2月11日までに5本の点滴をした後、治療を終了した。その間、遼源道派出所の警察は陸雪琴さんの両足が動かないため、極めて衰弱した陸さんを、階段の際に引き摺っていった。

 (2)陸雪琴さんの足はすでに立つことができない状態であり、2月8日、遼源道派出所は陸さんの家族に身体障害者専用便器を買わせた。陸さんは二人の支えがなくては大小便ができなくなり、現在は毎食家族に食べさせてもらい、かろうじて生存を維持しているが、体があまりに衰弱し、寝返りを打つのも他人の助けを必要とし、毎日ただ重湯とトウモロコシのかゆだけしか飲むことができない。

 (3)現在、陸さんは心臓と腎臓も悪化し、すでに非常に危険な状態となっている。陸さんの家族は遼源道派出所にすぐ釈放して入院させるように求めたが、遼源道派出所の警察の態度は極めて悪く、警察の閔行、辛克珂は「派出所の中で人が死ぬことなどあり得ない。もし死んだら国家へ賠償を請求しろ」と言った。

 陸雪琴さんが不法に拘禁されてから、家族は遼源道派出所へ釈放を求め続けている。しかし、遼源道派出所の警察の態度はとても悪く、しかも、監禁するしかない、他は関係ないと言った。陸雪琴さんの夫が陸雪琴さんを拘禁する理由を尋ねても、派出所の閔行は刑事拘留だと答えた。しかし、拘留令状もなければ、他のいかなる法律上の資料もない。家族は期限以上の拘禁は違法行為だと詰問したが、閔行は意外にも「弁護士を通して訴えろ!」と言い張っている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年2月19日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/2/19/172745.html