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重慶キ江藻炭鉱:法輪功修煉者・何徳容さんは迫害され死亡

(明慧日本)重慶キ江藻炭鉱の法輪功修煉者・何徳容さんは、何度も中国共産党の迫害を受けた。重慶市の茅家山女子労働教養所で不明な薬物を飲まされ、頭部が変形し眼球が外に突き出て、肺部と心臓に深刻な病気が現れ、骨と皮ばかりにやせこけてしまった。このような状態の中、2007年9月11日に冤罪が晴れないまま死亡した。

 何徳容さん(56歳女性)は、1999年の正月から法輪功を修煉し始めた。修煉した後に体に大きな変化があり、全身の病はすべて消えてなくなり年齢も50歳代が30歳代に見えるほどだった。

 2002年のある月、松藻炭鉱の派出所は不法に何徳容さん、王傑琴さんなど、7人の法輪功修煉者を逮捕して不法に10日拘禁した。不法に拘禁されていた期間、陳継蘭をはじめとする11人が何さんを監視した。何さんはトイレに行くときも監視され、また3日間ご飯も食べさせてもらえなかった。何さんは迫害された後、身体がとても虚弱し、家に帰った後も常に監視され、家財を差し押さえられた。

 2004 年3月8日、キ江の安穏という所は市場祭の日であった。安穏派出所は街頭で不法に4人の法輪功修煉者を逮捕した。何さんと数人の法輪功修煉者は、松藻派出所の駐鉱山警務室のゴン沢に真相を伝え、4人を釈放するように求めた。ゴンは言葉につまって避けようと、鉱山宣伝部と結託して撮影に来てもらった。その後、公安局に報告した。その年の4月2日に共産党機関が「300人余りの法輪功修煉者が松藻炭鉱の執務ビルを包囲攻撃」とデマを飛ばし、1月後に撮影した偽証の中から何さんなど3人の法輪功修煉者を探し出して連行した。

 何徳容さんは、キ江に不法に1カ月拘留された後、不法に1年の労働教養による再教育を言い渡され、重慶市茅家山女子労働教養所に移送された。女子労働教養所の中で、警官は何さんに「転向」を強要した。何さんは拒絶したため、前後して塩水や不明な薬物を注ぎ込まれるなど数多くの残酷な迫害を受けたため、身体に深刻な傷害を負ってしまった。

 2005年に何さんは労働教養所を出て、家に帰った後も現地の派出所の迫害を蒙った。派出所は、何徳容さんの夫に妻を監視するように脅迫した。妻・徳容さんに学法と煉功を許さず、法輪功修煉者と会うことも許さず、夫には常に派出所に妻・徳容さんの情況を報告するようにさせ、生活費を減らすと脅した。

 何徳容さんは労働教養による再教育期間に残酷な迫害を受け、飲まされた薬物によりだんだんと身体が浸食して、頭部が変形し、眼球が外に突き出て、意識がもうろうとし、顔色は黒く、肺部と心臓に深刻な病状が現れてきた。そして長い間、血を吐き、咯血、血便が続き、2007年9月11日夜10時37分に冤罪が晴れないままこの世を去った。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年2月22日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/22/172888.html