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吉林省通化市の丁岩さんが遭遇した迫害

(明慧日本)1999年7月、中国共産が法輪功を迫害し始めて以来、吉林省通化市の法輪功修煉者・丁岩さんは通化市公安局「610弁公室」、新站派出所の警官から無数の嫌がらせや、不法に監禁されて迫害を受けた。

 丁岩さん(55歳女性)はアルバイトで生計を立てており、法輪功を信仰してから「真・善・忍」に基付いて修煉し、自分に厳しく要求してきた。真面目にこつこつと仕事をしながら、お金を拾っても隠さず、拾ったお金やアクセサリーなどは自主的に店長に渡して落とし主に返すようにした。

 2000年の「7・20」直前、丁岩さんが自宅で食事の支度をしている時、新站派出所の警官・張元利、肖玉賢ら3人が、上司が相談したいことがあると丁さんを騙して派出所に同行させた。新站事務所の共産党の書記・胡希才(その後政治協商委員会に転勤し、現在定年)は「相談することは何もない、今晩までに法輪功を止めると言えば、すぐ帰らせる。そうでなければ帰らせない」と言った。

 丁岩さんが新站派出所で不法に7日間監禁された当時、一緒に監禁された修煉者には6カ月の赤ちゃんを抱いている女性を含めて9人だった。共産党の役人たちは洗脳、恐喝、脅迫、眠らせないなどの不法な手段で迫害し、「7.20」のこの特別な日、通化市各派出所では所謂「学習班」の名義で不法に法輪功修煉者を拘束し、北京へ真相を伝えに行くのを妨害した。

 2002年1月24日朝8時頃、市公安局「610弁公室」からの4人(劉景学、劉向一、関××、韓××)と食品会社保衛科の王志学が丁さんの事務室(当時食品会社でアルバイトをしていた)に行き、不法に大法書籍を奪い、東昌公安局に連行した。尋問室で手錠を嵌めて壁に固定し、無数にびんたを食らわし、疲れてようやく手を止めた。

 共産党の手先たちは、丁さんの頭から冷水をかけて全身を濡らし、窓を開けて寒い風にさらした。またステンレス製のゴミ箱を耳に近づけ、金槌で叩いて耳を聾するばかりの音を出した。警官たちは自分さえ耐えられず、タオルなどで耳を塞いでいた。市公安局「610弁公室」の頭目・姜海東が自らこのように3回繰り返して迫害し、夜明けまで続けた。

 丁さんは25日にも再び監禁され、午後4時頃、長流派出所に移送されて、29日間監禁された。2月20日に保証人を立ててようやく釈放された。

 2006年11月末、新站派出所の教導員・張暁旭、馬強(現在東昌公安局治安科に転職)ら4人が不法に丁さんの自宅に押し入り、家宅捜索したが何の収穫もなく、家族を恐嚇した。丁さんが張暁旭に「ここは江東派出所の所轄なのに、なぜあなたたち(新站派出所)が来るの?」と聞くと、張暁旭は江東派出所と連合して行動しているのだと慌てて答えた。

 2008年2月23日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/18/172660.html