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神韻芸術祭:遣唐使のふるさとで共鳴を呼び覚ます(写真)

(明慧日本)神韻ニューヨーク芸術団は、東京、名古屋での5公演を終え、2月19日には大阪のNHKホールで盛大に大阪公演が行なわれた。上演された最初の演目『萬王が世に下る』の幕が開くと、満場の客席から3回にも及ぶ熱烈な拍手が送られた。神韻芸術祭は中国の古典文化を通して、遣唐使のふるさとの人々の共鳴を呼び覚ました。


2月19日大阪公演を鑑賞する人々



公演に集中する観客たち

田中議員

 奈良県議会議員・田中惟充氏は、すべての演目が非常にすばらしく、皆さんの協調が目立っている、さすが世界を巡回するアメリカ発の団体だけある、と話した。

大阪府八尾三宅議員

 大阪府八尾市議会議員・三宅博氏は、「この公演は素晴らしかった。中国文化そのものの美しさが現れており、技術的にも高く、見ていて気持ちがいい。特に、嫦娥(チャンウー)が月に帰る物語は、好きなジャンルです」と感想を述べた。

 中国で迫害を受けている法輪功修煉者の「真・善・忍」を貫き通す姿を描いた演目『昇華する蓮』について、「中国共産党の本質的な部分を表している。理不尽な政治体制が続いている様子が十分伝わった」と語った。

 三宅議員は「中国の共産党政府が、このような公演をいかに構成したとしても、根底には欺瞞がある。結局、いいものはできない。そこには、真もなく、善もなく、忍もなく、美もない。表面的なことはできたとしても、この公演のようなやさしさは出てこない」と強調した。

 三宅議員は、北朝鮮などに拉致された日本人の調査活動を行っている特定失踪者問題調査会理事も務めているほか、法輪功迫害真相調査団(CIPFG)の団員でもある。「アジアにおける日本の責任をわたしは果たしていきたい」と抱負を語った。

 上海からやってきた洪氏は来日してから11年が経った。神韻芸術祭を観賞して、故郷に戻った感じがしたという。来年は友人を誘ってまた一緒に観たいと話した。

 2008年2月24日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/2/20/172818.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/2/23/94703.html