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河北省邯鄲市:右足を切断された楊宝春さん、再び精神病院へ連行された

(明慧日本)楊宝春さん(40歳男性)は河北省邯鄲市染め・編み物工場の従業員。1999年に法輪功に対する迫害が始まって以来、ずっと厳重な迫害を受け続けた。2001年新年の前後、邯鄲労働教養所で迫害により右足を切断された後、邯鄲市永康精神病院へ移され、3年あまり監禁された。その間、病院は密かに楊さんに与えるご飯に不明な薬物を入れた。それから楊さんは常によだれを垂らすようになり、しゃべる時舌が硬くなり、うとうとと眠気を催すようになった。その後、楊さんの妻から薬物投入の抗議があり、やっと密かな投薬は停止された。監禁されている間、楊さんは何回もスタンガンに電撃され、殴打され、また24時間監視された。

 2004年になって、楊さんの妻は何回も関連する責任者を探し、お金を使って、やっと楊さんを自宅に迎えることになった。しかし家の外では常に監視人がいて、真の人身の自由はなかった。楊さんは北京へ行き、国家身体障害者連合会と陳情オフィスを訪れて、法輪功を修煉して迫害を受け右足を切断された事実を訴えた。半年後、楊さんは北京で捕まえられ、邯鄲に送還された。楊さんの勤め先の上司は、新年が近づいているので、先ず楊さんを精神病院に送り、年明けにどうするかを決めると言ったが、しかしそれから2年余り監禁された。

 つい最近、楊さんの妻は楊さんの勤め先を訪れ、工場の上司に当時の約束通り、楊さんを釈放するように要求した。しかし工場の上司は区の610弁公室が決めると言い、区の610弁公室は無条件釈放を拒否し、楊さんの家族に1万元の保証金を求めたが、楊さんの家族はこの無理な要求を拒否した。

 2008年2月17日の午後、楊さんの妻はずっと邯鄲市永康精神病院に監禁されていた夫に面会に行った。面会の間、楊さんは精神病院から脱出した。しかし当日の夜11時ごろ、また自宅から連行されて、精神病院へ送られた。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年2月24日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2008/2/19/172731.html