日本明慧
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最大の魔難

(明慧日本)冒頭において、同修に考えていただきたい。現在、あなたにとって最大の魔難は何だろうか? あなたはなかなか精進せず、それを突破できない原因は何だろうか? 特に長い間精進しないままになっており、魔難が長引いている同修は、本当に切にそれを根こそぎ取り除くべきだと思う。時は人を待たず。

 ご存知のように、当面大法と大法弟子に対するこの魔難は、宇宙の歴史における最も大きな災難であり、全ての宇宙の生命はその中に身が置かれている。異なる生命にとって、この災難によって及ぶ影響も異なっている。それは、その生命の起源及び生命の歴史的プロセスによるものであり、法を正すことに対する態度によるものでもある。いずれにせよ、法を正す時期におけるこの魔難が、一つ一つの生命にとって、最大の魔難である。

 異なる生命にとって魔難の表れ方がまた異なってくる。法を正す時期の大法弟子にとっての最大の魔難は、法を正す時期において精進できず、本当に法を実証する役割を果たせないことである。概括的に言えば、師父が要求されている三つのことをよく行っていないことである。常人にとって、当面最大の魔難は、真相を知らず、法を得られないことに違いない。

 しかし、法を正す時期において、特に一部の中国大陸の大法弟子らはずっと精進しない状態にいる。法を正すことはすでに最後の段階に入ったのに、なぜこういうことがあるのだろうか?

 法から私は次のように悟った。私(し)こそが孤独を感じる主な原因の源である。 一つの生命は、もし一念さえ法に置けば、精進し続け、いかに孤独を感じることができるのだろうか? 孤独を取り除く最も良い方法は精進することである。したがって、一旦孤独を感じると、すぐに法を学び、正念を発し、真相を伝え、衆生を救い済度すれば良い。なぜ刑務所から釈放された一部の大法弟子が、なぜなかなか精進できなくて、消極的になってしまったのだろうか? ご存知のように、そこは旧勢力に最も厳しくコントロールされた場所であり、腐敗した物質や邪悪な要素が最も集まる場所でもあるので、気を緩めると、こうした腐敗した物質がすぐあなたの体や思想で大きな場を形成し、憑き物のような形であなたの空間に存在する。あなたと法の間を隔てるものになり、同修との間を隔てるものになり、あなたを孤立させ、精進させず、目的はあなたを壊滅させるのである。いったい最大の刑務所はどこだろうか? ただ大法弟を拘束する労働教養所や刑務所だけではなく、旧勢力や旧宇宙の法ないし旧宇宙にあるそれらの腐敗した要素の制約と拘束である。

 大きなところから見ると、ある地域の大法弟子は消極的な状態におり、互いに孤立した状態にいれば、それは旧勢力の最も望んでいることではないだろうか? それを乗り切る最も良い方法は集団で法を勉強することだと思う。この問題について、師父はすでに『オーストラリア学習者への説法』において語られた。もっと大きなところを言えば、中国大陸の大法弟子と海外弟子の間、各民族、各国の大法弟子の間にも、理解を増進すべきである。そのもっとも良い方法は、明慧に対する円融だと思う。

 表面からみれば、大陸の状況は依然として複雑であり、特に最初の頃に紛れ乱れた感じがした。なぜ複雑になるのか、紛れ乱れたのか? 腐敗した物質や邪悪な要素によるものに過ぎないのだろうか? その中に、旧勢力と旧宇宙の円融しない要素も含まれているのだろうか? しかし、法を正すにつれて、邪悪な要素がますます取り除かれ、状況が大いに変わってしまった。法を正す時期における修煉からみれば、どこに問題(個人や、局部あるいは全体)が起きたら、そこに腐敗した物質がまだきれいに取り除かれておらず、そこをよく修めておらず、旧宇宙の円融できない要素があることに等しい。

 最後に、我々は精進できない状態にいる時、我々は法を実証する中で、果たすべき役割を果たせない時、 我々はより多くの衆生を救い済度できない時、その時は我々は最大の魔難にいるのである。いかにして突破できるのか? 心を静めて内に向けて探し、思い切って決心すべきである。「忍び難きは忍びうる。行い難きも行いうる」(『転法輪』第九講)。

 2008年2月24日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/14/172343.html