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「チャングム」の衣装設計専門家:『神韻芸術祭』を鑑賞し驚嘆した(写真)

(明慧日本)(明慧の記者雪梅がソウルにて取材)2008年2月24日夜、神韻ニューヨーク芸術団の韓国ソウルでの4日目の公演は慶煕大学の平和ホールにて行われました。記者は「韓国ブーム」の代表作品である「チャングム」の韓国衣装設計団団長・朴述女さんに出会った。彼女は「昨日見に来たのですが、今日もまた来てしまいました。今まで私が二度も見たいと思うような公演はなかったのですが、女性たちの衣装はとても見事なもので、陶酔してしまいました」と語った。

 韓国の伝統服を着た朴述女さんは「昨日100人ほどの演出を見て、自分は韓国の伝統服の専門家として韓国の伝統衣装を着てこなかったことを、とても恥ずかしく思いました。今日はこの服を着て神韻の公演を見に来ました。」と述べた。

 記者に前日の印象を聞かれた朴さんは、「一番印象深かったのは、その舞台の雰囲気に従って変化するバックスクリーンの見事な技です。今まで見てきた演出は出演者を主役として表現したものばかりです。しかし、この公演は背景の変化と人物とが一体となり、全体の演出を更に一層盛り上げていたと思います。また『お箸の踊り』の出演者たちの服装もとても印象に残っています。昨日見た後意外な喜びを与えられとても感激しました。今日は一番前列に座り落ち着いた気持ちでこの公演を最後まで観賞することができるので楽しみです」と語った。

 公演が終了した後、朴さんは「中国の伝統衣装はとても人を陶酔させるもので、もし韓国衣装を研究する専門家たちが見たなら、彼らにとってよきアドバイスになると思います。たとえば韓国の衣装が壮麗の美と言うならば、中国の衣装は軽やかな神秘の美であると言えるでしょう」と述べた。 

韓国ドラマ「チャングム」の韓国衣装設計団団長・朴述女さんは芸術祭の素晴らしさに思わず拍手

朴さんは「今日もまた見に来ました、今まで続けて二回もみた公演はなかったです」と語った

 朴述女さんは驚嘆しながら、「『仙女たちが波に乗る』演目は、女性たちの動きがきれいでよく表現されており、扇子のまわりについた柔らかい部分は本物の波のように見えて、今までみたことのないものです。男性たちの太鼓はとても力強く、陽気と剛が溢れていました」と語った。

 「『清朝宮亭のお嬢さんたちの踊り』を見て、清朝の女性たちはみな同じく美麗を追及していると思いました。踊っている美人の細い腰にきれいな服を合わせ、見ているだけで満足です。また、踊りによって変わる背景は、私が初めて見たものです。今まで触れたことさえなかったものなのに、今日それを全部見ることができて感激です」と語った。

 韓国の伝統衣装の専門家として「出演者の衣装はとても美しく斬新なものばかりです。私は絹織物が大好きなのですが、公演で表現された中国の文化から発見したのですが、彼らは高句麗の壁画にある仏像の衣装の袖を使っていたので、とても親しみを感じました。綺麗なラインと軽やかな衣装の設計、溢れている神秘の色彩は完璧です。私たちは西洋のものばかりを崇拝してはいけないと思います。韓国と中国にはそれぞれの美しい伝統衣装があるのですから、韓国人だけでなく、中国国民もまた、結婚式や宴会などの席には、ぜひ伝統衣装を着てほしいと思います。」と語った。

 朴述女さんは「神韻芸術祭」のプログラムとともに、心を打った芸術祭を忘れることはないでしょう。

 そして「来年もまた来ます!」と言った朴述女さんの最後の言葉は、多くの観衆の気持ちをいっしょに表していると感じた。

 2008年2月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/25/173109.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2008/2/27/94842.html