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マレーシア最大の中国語雑誌が法輪功を特集(写真)

(明慧日本)マレーシア最大の売れ筋の中国語雑誌『風采』が第482号と第483号で法輪功について九面にも亘って特集した。これは法輪功に対して、いまだかつてない、マレーシアのマスメディによる最も系統的な法輪功特集となった。『風采』は毎号の発行部数は6万部で、マレーシア各地で売り出されている人気雑誌である。

『風采』で報道されたマレーシアの煉功場
『風采』で報道されたマレーシアの煉功場

 記事はまずクアラルンプールの煉功場について紹介し、「修煉者は『法輪大法』と書かれた服を着て、穏やかで優雅に煉功している。すぐ近くには中国当局による法輪功への迫害の真相を暴露するパネルや資料が置かれている」と書かかれている。

 『風采』は法輪功修煉者・楊生夫妻が法輪功を始めたきっかけについて特別取材をしている。楊さんは本屋で法輪功の本とCDを見かけて、法輪功を始めたと話した。奥さんは1999年に中国当局が迫害を始めるまでは法輪功を実践していたが、その後は、残忍な迫害に頭の中は真っ白になり、心を痛めた。「当時、戸外で煉功すると石を投げられたり、罵られたりされましたが、時間が経つにつれ、私たちがしているのは何ら宗教ではないことが判り、邪魔もしなくなりました」と話した。

 彼女は他人にどう見られるかを気にかけていた時期を経て、法輪大法の修煉を通じて自分の心身にもたらした素晴らしい変化を自ら人に伝えるようになったと同時に中国当局による法輪功への迫害の真相も皆に知らせた。「私たちは定期的に中国大使館前に集まり、手作りのチラシで人々に中国当局による法輪功への迫害に関心を寄せるよう呼びかけています。これらのチラシは修煉者らが自らお金を出し合って印刷したもので、金儲けを目的としたものではないのです」。

 報道では、法輪功修煉者は法輪功へのデマ、天安門焼身事件、国家に対する憎しみを扇動するなどの誹謗中傷に対してそれぞれを明白にしたと紹介し、「天安門焼身自殺事件は中国当局がメディアを操って作り出した芝居に過ぎない、私たち(法輪功修煉者)は数多くの証拠を握り、それらの人物は法輪功修煉者ではないことを証明できる」と報道している。

 さらに「誰でも無料で煉功に参加出来、しかも法輪功の本もネットで、無料でダウンロード出来る。ただビラを配るときに、印刷代を皆で負担することもあるが、一般の人々には無料で配っている」と報道している。

 「中国当局は政権を固めるために法輪功を弾圧し、事実無根の罪名『X教』を被せた。私たちは至る所にビラを配り、真相を広めることを期待している」と掲載している。

 『風采』誌はまた法輪功を修煉したため、中国当局に3年半の懲役刑を言い渡された広東省の法輪功修煉者・陳勁さんを取材した。陳勁さんは刑務所で当局が行った法輪功修煉者に対するさまざまな拷問を暴露し、その中には睡眠の剥奪、精神を破壊する、24時間監視、トイレの禁止、汚物を口に押し込む、家族を恐喝するなどが含まれている。

 記事では「法輪功の15年の紆余曲折の歩み」というコラムで、法輪大法は1992年、中国で社会に伝えられてから、今、全世界で1億人を超える愛好者を引きつけたと紹介している。1999年から現在まで、中国当局の迫害により、3千人以上の犠牲者が出ていることや、法輪功修煉者が全世界で迫害への停止を呼びかける活動、また30カ国、35人の弁護士で構成した「江沢民を審判する全世界大連合」が各国で江沢民と迫害に参与した各官員を告訴したことにも言及している。

 2008年2月28日

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2008/2/1/171518.html