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山東チ平県:張東興さん一家が受けた迫害

(明慧日本)山東省チ平県杜郎口鎮の法輪功修煉者・張東興さんは2007年12月16日、警察に自宅から連行され、現在、山東省第二労働教養所の第七大隊に不法に監禁されている。1999年7月から中共が法輪功を迫害して以来、張さんと奥さんの趙林青さんは数回も当地の「610弁公室」と派出所の警官らに私生活を侵害され、不法監禁された。

 張東興さん(56歳男性)はチ平県杜郎口鎮東タク庄村出身。法輪功を修煉する前は心臓病を患っていた。奥さんの趙林青さんも病弱で常に薬を飲んでいた。法輪功を修煉してから張さんの心臓病が直った。奥さんの身体状況も改善され、薬がいらなくなった。その当時、張さんは村の大隊書記であり、法輪功を修煉して自分に厳しく、人格は正直で温厚、官として清廉、個人の利益を得ることなく村人の信望は高く良い評判を得て近くの村々では清廉で有名であった。修煉する前に張さんと兄弟の仲はあまりよくなかったが修煉した後、張さんと奥さんは自分の足りない部分を見つけ、修煉者として他者のために考えなければならないことがわかって、親を尊敬し、孝行し、弟の嫁と仲良くして、現地の美談になった。2004年に兄弟の間のわだかまりは消え、和解できた。

 1999年7月20日以後、張さんと奥さんは何度も当地の派出所の警察から恐喝をされた。2003年5月、チ平県国安大隊警官・馬瑞金と杜郎口鎮派出所の警察らは深夜に張さんの自宅に不法侵入し、熟睡中の張さんと奥さんを強行して起こし、服を着ているうちに手錠をかけ、自宅の隅々を不法捜査し、メチャメチャにした。張さんが買ったばかりのDVDプレイヤーと法輪功の本などを持っていかれ、しかも、村の主任・申長石にサインをさせた。(張さんは大隊書記の職を辞任した)そして、張さんと奥さんは強硬に連行され、チ平県留置場に不法拘留された。その後、張さんの親戚らは品物を送り、数千元を恐喝されて張さんは釈放された。

 張さんと奥さんは1カ月不法拘留された。中共警察の行為は強盗と同じだ。このことのショックで奥さんの趙さんは緊張すると心拍数が早くなり、便を失禁するようになった。

 その後、張さんと奥さんはまた何度も当地の派出所の警察から恐喝され騒がれた。「敏感日」になると派出所から出頭を強いられた。2007年12月16日昼1時ごろ、張さんは警官に自宅から強行連行され、自宅のパソコンも持っていかれた。当時は張さんの84歳の父親は脳梗塞で点滴を受けて生活が自立できない状態であった。パソコンは張さんの次男(法輪功修煉者)のものであった。

 張さんはパソコンのことは一切わからない。警察はインターネットができて外国と連絡できるからという理由で張さんに1年間の不法労働教養の判決を下し、2008年1月に山東省第二労働教養所に監禁された。

 張さんの84歳の父親は張さんが労働教養所に監禁された数日後(1月11日)に病状が重くなって亡くなった。張さんが連行された後、父親は息子の行方を聞いたが、病状が重いため、真実を言わず、亡くなるまで息子の顔を見られなかった。 

 張さんの次男は警察が自宅を差し押さえられた当日、家を出なければならなかった。いまの居場所まだわからない。現在、張さんの奥さんはさまざまな困難と圧力を受けている。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年2月28日

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2008/2/21/172839.html