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中国共産党の干渉に、スウェーデンの与党政治家は連名で神韻公演を支持(写真)

(明慧日本)2008年2月22日、スウェーデンの7人の国会議員は連名で声明を発表し、「与党の国会議員はリンチェーピング市の神韻芸術祭公演に出席する」と表明して神韻の公演を支持し、中国大使館に明確なメッセージを発し、言論の自由と民主を守るよう示した。 

共同声明に署名した7人のスウェーデンの国会議員は、上左から穏健党議員アンダーリーズ・ノーリン氏,穏健党議員フィイン・ベンガソン氏、穏健党議員ガンナー・アクション氏、穏健党議員ベティー・マーンバーグ氏、下左から中央党議員スタッファン・ダニーソン氏、国民党自由議員カーリン・グランボン氏、キリスト教民主党議員ヨーニ・アンダーソン氏

 神韻芸術団は3月24〜27日にスウェーデンの首都ストックホルムとリンチェーピング市の2つの都市で公演する予定。この情報が発表された後、中国共産党の駐スウェーデン大使館は1月25日、電話をかけてスウェーデンの関連文化機関を脅し、神韻の公演を阻止しようとした。この事はスウェーデンの議員を怒らせた。ストックホルム市の文化スポーツ事業を担当する副市長は、中共の外交官に対して「やりすぎだ」と批判し、中共に陳謝と説明を求めた。事件の後、スウェーデンの各大手メディアは相次いで報道し、スウェーデン社会も中共の内政への干渉を譴責した。

 神韻公演への支持の声が2月22日に頂点となり、7人のスウェーデンの4つの政党連合与党の国会議員は、連名で「すべてのエステルイェータランド県から選出された与党の国会議員はこの公演を鑑賞し、これを以って言論の自由と民主への支持を表明する」と表明した。

 穏健党議員で法律博士のアンダーリーズ・ノーリン氏はメディアの取材を受け、「中国の大使館のプレッシャーに対してわれわれの反発は強い。中国政府は中国の弾圧方式をスウェーデンへ押し付けるつもりだが、我々は許さない。中国人民は弾圧されて人権がなく、言論の自由がないことは、すでにおかしいことであるのに、今は敢えてプレッシャーと情報封鎖をわれわれにまで押し付けようとしている。これを受け入れることはまったく不可能だ!」と述べた。

 アンダーリーズ博士は「中国は悠久な民族で悠久な文化がある! ヨーロッパの歴史よりずいぶん長く、私達は中国の文化をさらに理解することに対してとても興味を持っている。これはきっと高いレベルの公演だと信じている。私は公演の関連報道を読み、公演日の到来を楽しみにしている。きっと忘れられない一晩になるにちがいない。もちろん、これは私達がこの公演を見たい原因の一つだが、主な目的は自由と民主への支持である」と述べた。

 アンダーリーズ博士は、神韻の公演がリンチェーピング市に到来する前に、7人の国会議員がさらに連名でメディアに自分たちの意見を表明し、中共の駐スウェーデン大使に大使、次のメッセージへの回答を要求すると表明した。そのメッセージとは、「中国政府は中国の周辺に中国式の城壁を築き、外来の影響を阻止しようとし、西側の国と意見を交流することを妨げ、自由な討論を阻止しようとしています。私達は中国の駐スウェーデン大使に伝えたいのです。もしあなたが平和を期待し、中国及び中国人民が豊かになることを望むのであれば、あなたは3月27日にリンチェーピング市を訪れ、私達と一緒に神韻の公演を観るべきです! そうすれば、あなたはこの壁に一つの扉を開くことになります。大使殿、この壁を取り除きましょう!」

 神韻芸術団は2つの巡回団に分かれて、スウェーデンの首都とリンチェーピング市などを含む全世界60以上の都市で巡回公演を行い、観衆達に真の人類正統文化の盛宴を呈し、全く新しい角度から中華民族の輝く歴史を紹介する。

 2008年2月29日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/2/27/173203.html