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北京市:朝陽区法輪功学習者の斉偉さんが強制連行される

(明慧日本)2008年2月22日の夜9時半ごろ、北京市朝陽区法輪功修煉者・斉偉さんは、妻と共に家の周りで散歩していたところを、数人の私服警官に暴力をもって強制連行れ、朝陽区安貞公安出張所で拘禁された。続いて6、7人の警察が斉偉さんの自宅に侵入し、ノートパソコンやポータブルハードディスクなどの家財を没収した。

 斉偉さんの家族は警察に対してこのノートパソコンは仕事用のもので、保存されているファイルなどは全部仕事の内容だけが入っている。それと、ノートPCを開いてファイルをチェックしながら見せて、懸命に説明したにもかかわらず、警察は非常に乱暴で没収を止めなかった。斉偉さんの妻もノートパソコンには仕事のもの以外、何も入っていないと証明した。ハードディスクの中は空っぽである。話によると、斉偉さんの親戚は今、弁護士と相談している。もし、誰かが何らかのものを中に入れて斉偉さんのものと偽造することになれば、法律的な責任を追及できる。

 斉偉さんが強制連行されたとき、警察から殴る、蹴るなどの暴力を受けて、体中に怪我を負っている。朝陽区安貞公安出張所の態度は非常に野蛮であり、斉偉さんの携帯まで没収した。また、斉偉さんの手を背中にまわして手錠をかけて苦しめている。

 家族の強い抗議を受けて、23日の朝、警察は斉偉さんの妻を釈放した。しかし、斉偉さん本人を朝陽区国保大隊に連行し、尋問を行い、拷問と虐待を加えている。

 それ以前の2月20日、法輪功修煉者・楊輝さんと白少華さんは斉偉さんの車を運転し、北京市内から郊外の懐柔区に行く途中で、警察に止められて検査を受けた。その時、楊輝さんが斉偉さんに電話で確認したところ電話が通じていたが、その後、斉さんの携帯がつながらなくなった。情報筋によると、翌日の21日、楊輝さんと白少華さんは警察に不法に拘束され、現在も留置場に不法に監禁されているという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月2日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/2/28/173270.html