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黒竜江省:チチハル市の法輪功修煉者・徐林山さんが冤罪でこの世を去った

(明慧日本)黒竜江省チチハル市碾子山区の法輪功修煉者・徐林山(57歳男性)さんは泰来刑務所で非人道的な虐待を受け、病気の治療のために保釈された時、すでに肝臓が硬化し、腹水、腎臓機能の低下、化膿性脳膜炎などを発症するなど,体が不自由になるまで迫害されており、2008年2月11日零時、冤罪を晴らすことなく、この世を去った。

 徐林山さんは、1998年から法輪功の修煉を始めた。1999年7.20法輪功が中国共産党に迫害され始めてから、7回も連行され、監禁、労働教養、不法な判決、虐待、拷問などが繰り返されてきた。

 2000年、同修の家で修煉の体験について交流していたところ、躍進出張所に連行され、15日間不法に監禁された。ここで様々な迫害を受けた後、黒竜江省刑務所に移送され、引き続き迫害された。

 2000年4月8日、公園で集団煉功しているところを、再び躍進出張所に連行され、1カ月間監禁されて迫害を受けた。

 2000年7月5日、自宅にいたところを碾子山区躍進出張所の警官に強制連行された。その時、警官が非常に残虐な手口で徐さんに迫害を加えたため,体中に怪我を負って傷だらけになった。その後、不法に富裕労働教養所に入れられ、1年以上監禁されて迫害を受けた。2001年2月14日に釈放された。

 2002年4月25日、師父の経文を修煉者同士でお互いに伝えて読んでいたことを理由に、再び躍進出張所に連行され、警官は不法な家宅捜索を行って真相資料などを没収した。10月25日、中共の碾子山裁判所は何の証拠もないままに、懲役5年の不法な判決を下して、チチハル市泰来刑務所に監禁し、引き続き様々な迫害を強行した。

 泰来刑務所では悪質な警官に針で刺されたり、濃度の非常に濃い塩水を鼻から注入されたり、様々な残虐な迫害を強行された。2004年の春になって、徐さんは大腿骨が骨折し、歩行が不自由となり、ベッドから離れられなくなった。また体が極度に痩せて衰弱し、骨と皮ばかりに痩せこけて、間もなく危篤状態に陥った。

 徐さんは2005年12月31日、家族によって自宅に戻されたが、足が曲がり、精神状態もおかしくなり、排泄の感覚を失って、完全に寝たきり状態になってしまった。自宅に戻った後も碾子山区躍進出張所の警官は時々自宅に押し入り、家族の日常生活を乱すなど、絶えずに嫌がらせをした。そして2008年22月11日零時、徐林山さんは冤罪を晴らせないままこの世を去った。この結果,中共によって殺された法輪功修煉者がもう1人増えることになった。

 この事件の直接の責任者には徐延忠、叶満臣、戴友敏、石容双、劉俊文などである。

 2008年3月3日

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2008/3/2/173476.html