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河北省張家口市懐来県:国保大隊は王艶君さんなどを迫害

(明慧日本)2007年10月9日の午後2時ごろ、法輪功修煉者の李鳳琴さん(女性)、王存来さん(男性)、許少容さん(女性)、康さん(男性)は前後して、法輪功修煉者の王艶君さんの家を訪れた。その時、県国保大隊隊長の趙貴成などの6、7人の警官が突然王艶君さんの自宅に飛び込み、いかなる証明書類も呈示しない情況下で、不法に家宅捜査を行い、大法書籍数冊、MP3を10台、DVDプレイヤーとプリンターを一台ずつ、真相資料を若干没収した。康さんは階段を下りていたが、警官に階段の上へ引っ張り上げられた。70歳あまりの老人は年でもあり、体も弱く、それに驚いたため、全身がぐにゃぐにゃになって動けなくなった。

  趙貴成は法輪功修煉者らに国保大隊に行って、登録を済ませたら家に帰らせると騙した。彼らが行こうとしないと、趙貴成は李鳳琴さんと王存来さんを足で蹴り、また彼らに手錠をはめて、国保大隊へ連行した。

 連行された王存来さんを2人の警官は鉄椅子に坐らせ、両手に手錠を嵌めた。王さんは警官の質問に答えることを拒否した。するとひとりの警官が彼にビンタを張った。それからわさび油を王さんの鼻や口の中に注ぎ入れた。また王さんの片手を肩の上から後ろへ、もう片手を体の横から後ろへ引っ張って手錠をかけた。どのくらい時間が経ったか分からないが、王さんの両手は今も麻痺している。目撃者によると、深夜の虐待を受けた王さんは、鼻があざだらけになり、顔がはれあがり、口と手が血だらけになり、顔がやつれて、衣服は乱れていたという。

 10月10日の午前、国保大隊の警官・王管元はこの5人の法輪功修煉者を同済医院に送って、身体検査を行い、それからニ台子留置場へ連行した。留置場は重病の康さんの受入れを拒否したが、国保大隊は無理やり彼を留置場へ置いてきた。犯罪人らは警官の指図の下で、70歳あまりの康さんを殴打した。そのため康さんの身体の状態は更に悪化した。その後留置場は死亡事故がおきることを恐れて、10月12日に彼を家に返した。国保大隊はその機会にまた現金を揺すりとった。いくら揺すったかは不詳。

 10月11日の午前9時、趙貴成はまた7、8人の警官をつれて、東八郷の法輪功修煉者・劉忠紅さん(女性)の自宅へ飛び込んだ。当時、劉さんはひとりで自宅にいた。これらの警官は山賊のように、床下から天井裏まで彼女の自宅を捜査すると、大法の書籍5冊、若干の真相資料、彼女の娘のコンピュータとプリンター、各一台を没収した。ひとりの痩せて小柄な警官は劉さんが首にかけていたMP3を引っ張り下ろした。趙貴成は劉さんを2回足で蹴った。劉さんの夫は帰宅後、家の中に物が乱雑に散らかって、妻の姿も見あたらないので、悪者にやられたと思い、あちこちと探したが妻の姿はなかった。翌日になってやっと警官に連行されたことを知った。

 劉忠紅さんの家族は国保大隊へ行き、道理を説明した。国保大隊の王管元と孟という女性は態度が横暴で、趙貴成はまた劉忠紅さんの家族の中の一人を殴ろうとした。劉忠紅さんの姑は一日中泣いて、息子と嫁のことを心配している。

 11月19日、李鳳琴さん、王存来さん、劉忠紅さんは強いられて煉功しないという内容の保証書を書いた後釈放された。国保大隊はこの機会に李鳳琴さんから3000元、王存来さんから5000元(生活状態が困難だったため、2500元に下げた)、劉忠紅さんから6000元を揺すった。検察院の検察長・牛××と捜査・逮捕課の課長・許××は李鳳琴さんから5000元を、留置場はひとりから700元を揺すりとった。

 現在まで、河北省張家口市懐来県の法輪功修煉者・王艶君さんは依然として二台子留置場に不法に監禁されている。聞くところによれば、悪党メンバーはすでに彼女に対する捜査を完了し、案件はすでに現地の裁判所に送られたという。王艶君さんは12月1日からずっと断食で不法な監禁などの迫害に抗議している。

 王艶君さんが連行された後、彼女の夫は仕事のことを配慮すると共に高校生の娘の面倒を見なければならず、非常に苦労している。王さんの80歳あまりの両親は一日中涙を流し、昼夜に娘を恋しく思い、ぐっすり眠ることも、落ち着いて食事もできない。

 この数人の法輪功修煉者はみな本分を守る人たちで、他人に害を与えたことがない。良く話し合う友人らはただ一緒に友人を訪問したため、いわゆる「人民警官」に不法に監禁され、金銭財物をかってに揺すられ、彼らの私有物も無理やり奪われ、家族が正常に仕事をし、生活することができなくなった。また不法メンバーは長期に亘り、法輪功修煉者を尾行し、彼らの人権をひどく侵害した。

 天網恢恢、疎にしてもらさず。善悪には必ず報いがある! ここで法輪功に対する迫害に参与した、懐来県のすべての官吏と従業員に忠告する:直ちに危険の瀬戸際で踏みとどまり、善良な民衆に対する残酷な迫害を停止し、法輪功修煉者の王艶君さんを無条件で釈放してください。自分と家族の生命と未来を大切にし、すばらしい未来を選んでください!

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 2008年3月4日

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2007/12/6/167851.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2007/12/18/92239.html